カローラアクシオ（NZE141）のロアアーム取替｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はカローラアクシオ（NZE141）のロアアーム取替です。
ユーザー様が来店され、
『走ってるとギュッギュッと音がする。トヨタで診てもらったらロアアームが切れてるから換えると〇〇万円掛かるって言われたんだがそんなことあるの？』
とのことでしたので、早速、試運転させていただいたところ、ギュッギュッ音は確認できませんでしたが、それ以上に走り始め、それからブレーキング時にハンドル及びボデーに何とも言えない違和感というか振動（突き上げ＆沈み込み感）が伝わってきました。
工場に戻りリフトで揚げて足廻りを確認すると、確かにトヨタさんが確認されたようにロアアームの付け根部分のブッシュが切れていました。ユーザー様にも確認していただき、このままでは走行にも支障をきたす為、早急に修理したほうがいい旨説明して、同時にトヨタさんの言われる〇〇万円もロアアームを交換する際にサブフレームを降ろす等の必要な作業内容を説明してご納得いただき、そのまま預かり修理させていただきました。
写真は外したロアアームですブッシュが切れてるのがわかります。

下の写真はロアアームの取替の際にサブフレームを降ろすことになる原因のボルトの写真です。このボルトを外すのにサブフレームを下げないとボルトが抜けてこないのです。
写真で見ると抜けそうですがこれはサブフレームを降ろしたところです。
また、サブフレームを降ろす為にはステアリングギヤボックスがサブフレームに付いている為、ステアリングリンケージも切ります。写真は室内でリンケージを切ったところです。

こんな機械（ハイミッションジャッキ（水色のだよ）でサブフレームが降り過ぎないように支えてるんですよ。
ロアアームを外すとこんな感じです。上の写真と見比べると左右は逆ですが、サブフレームの先のロアアームが外されてるのがわかります。

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