アライメントの必要な作業。｜車検・点検・修理のグーネットピット

皆様こんにちは、サービスの紀坂です。

今回は、過去にアライメントを行った車とその調整の方向性について書かせて頂きたいと思います。


まず、大まかにアライメントは車が安全に真っ直ぐに走る為に必要な作業になります。

ハンドルセンターがずれていたのを直したり、タイヤが変摩耗しているのでそれを直したり、操作性の向上など、いろいろですが今回は三件ほどそれぞれのテーマに則って紹介させていただきます。

まずはこちらのお客様。

こちらのお客様はハンドルをＧＴ－Ｒニスモのハンドルに交換したいとの要望を受け、作業をさせていただきました。

その際に、ハンドルを交換するとハンドルセンターがずれてしまう恐れが有る為、アライメントの作業を同時に行わせていただきました。

え、ハンドルを変えるだけなら元の位置に戻すだけじゃん。

と、お思いの方もいると思われますが、ハンドルをステアリングシャフトに組み込む際に、スプライン（上の画像のハンドルにある、真ん中の穴のギザギザです）の関係上、まったく同じ位置に組み込むことが困難で、同じように組み込んでも確実にハンドルセンターがずれ込んでしまいます。

その為、ハンドルを交換するとハンドルセンターがずれてしまい真っ直ぐ走らなくなります。

その為に、アライメントの調性作業で真っ直ぐ走るように調整する必要があります。

ハンドルを交換の際は、組んだ後の調整が必要になります。

次はこちらのお車になります。

こちらのお客様は、長年タイヤの変摩耗に悩まれており、その対策でフロントのアッパーアームと、ブッシュのグリス漏れの為、ロアアームを交換させて頂きました。

フロントが重たいＧＴ－Ｒは、車高が下がることによりキャンバーがネガティブ方向に変化していきます。

この影響で、タイヤの内べりばかりが減ってしまい、すぐにタイヤ交換しないといけない状態になってしまっていました。

このときは、社外のアッパーアームで、キャンバーを起こす方向に調整させて頂き、その後アライメント調整を行わせていただきました。

最後にこのお客様になります。

このお客様はサーキットをよく走られるお客様になります。

このときのご注文が、前のお店のアライメント数値に合わせてほしいとのご注文でした。

このときのご注文の値が、高速走行を前提とした数値になり、ほんの少し内べりが発生しますが、高速域でもしっかり安定しなおかつターンインのレスポンスが早くなるセットでした。

すこしお時間を頂きましたが、無事に数値が出て、お客様がご納得できる数値になりました。

ご連絡をお待ちしております。

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