フィアット　プントエヴォ　ミッション不良不動＆タイミングベルト交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

岐阜市のK様のフィアット　プントエヴォの入庫です。
走行中ミッション不良になり、エンジン再始動で何とか復活したのだが、職場まで到着して帰宅するときに同じような状態になったら困るという事でレッカー搬送されてきました。

今まではDにて整備をしていたそうです。
なかなかデュアロジックの整備をしてくれるところがないという事でネットで当社を見られ緊急搬送という事になりました。

入庫後チェックしていると案の定の状態
テスター等でチェックしてもやはりっていう感じですね

まずはデュアロジックのオイルを交換です
目視する限りではデュアロジックオイルの滲みがありそうですから、おそらくはタンク内にはデュアロジックオイルが適正値入ってないだろうと推測。

アンダーカバーを外して、デュアロジックタンクの遮熱板を取り外すとほらね
予想通りタンク内にはデュアロジックオイルがこれだけしかない

色もかなり黒く汚れている
まずはデュアロジックオイルを抜き替えてみましょう。

デュアロジックオイル交換後、テスターにてキャリブレーションを行います。
さてギヤは入るかな？

イグニッションON
デュアロジックポンプが作動する音はしっかりとしてます
キャリブレーションでデュアロジックの作動する状態が確認できますね
問題なさそう。

キャリブレーション後、エンジン始動
ギヤを入れてみます
OKです、ちゃんとシフトしてます
このまま試運転を行い変速状態を確認

普通に走行できます
オーナー様にそのまま報告してデュアロジックに関してはしばらくこれで様子を見てもらう事にしました。

その際についでにタイミングベルト交換もおこなってほしいという
走行は48000ｋｍ台なのでそろそろの時期ではありますね

タイミングベルトカバーを取り外すと、ありゃ～これはちょうどよいタイミングだ。

ほら。こんなにもヒビ割れしてます
怖いですね～
切れたら終わりですよ

ウォーターポンプも交換
おそらくは１回目のタイミングベルト交換ですよ
１０年くらい経っている車両ですから出来ればもう少し早めに交換した方が無難だったかも。

でも今回交換するので問題はないですが。

新しいウォーターポンプ＆タイミングベルトを取付
すべてを元に戻して冷却水を補充
冷却水のエア抜きを行い作業はすべて完了です

最後にもう一度テスターで診断だけして無事にオーナー様にお返しさせていただきました。

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