アルファロメオ159　ミッション不良　不動｜車検・点検・修理のグーネットピット

大垣市のD様のアルファロメオ159の入庫です

不動ということでレッカー搬送されてきました。

走行は79000ｋｍということでいつものクラッチか、センサー系？かな？っと思っておりました。

当社には初めてのオーナー様でいつもは街の整備工場さんでお世話になっているとか。

まぁアルファロメオや他の輸入車もそうですが、まだ新しく走行が少ない場合は街の整備工場さんでも大丈夫なんでしょうが、ある程度年数と距離を重ねると、こうやって専門店に入庫してくるんですね～

何が言いたいかというと、知識と経験のないお店では輸入車の整備は危険です

エンジン不動やミッション不良といった車両の入庫が非常に多いです。

すべて他社整備の車両や、販売車両ばかりです。

今回も整備工場さんでお手上げになったそうで、困ったオーナー様がネット検索で当社を見つけられ手の入庫です。

さて故障探究に入ります。

とりあえずリフトに入れテスター診断

拾ってくるフォルトはクラッチ異常

でもいつもとは違います。

最初に気になったのはメータパネル内のシフト表示が表示されていません

そしてセレの作動音もしません。

ひょっとしてCPUがダメ？なのかな？

でもテスター診断はできているのでCPUにはアクセスできている証拠だし

各部のヒューズやカプラー等もチェック

特に問題はなさそう

最終的にはセレの作動系のユニットが怪しい。

接続カプラーを外して再度接続

するとギヤ入りました～

おぉぉ～やはりここか。

しばらく放置して再度エンジン始動すると、また同じようにギヤ入りません

間違いなくユニット不良ですね。

新品だととてつもなく高額なパーツ

オーナー様と相談し中古パーツで作業をすることに。

中古パーツ交換後は問題なくギヤ入ります

試運転してみますが問題なくシフトチェンジもしてくれますね。

当たり前ですがキャリブレーション等をしてクラッチ調整も行ってあります

おそらくは以前よりもかなりスムーズに走行できるようになったのではないでしょうか。

ちなみにユニットばらしてみました

中の電磁バルブがダメなんでしょうね。

ABSユニットなどでもよくあるトラブルです

こういった電子パーツがホント弱いですよね。

アルファロメオ・フィアットの整備でお困りの方是非諦める前にお声掛けください。

＊なお業者さんの電話等による作業質問等にはお答えできませんのでお願いします

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