アバルト124スパイダー　フロントブレーキパッド及びフロントディスクローター交換　岐阜　岐南　各務原　関　愛知　名古屋　滋賀　彦根　三重　鈴鹿　富山　石川　金沢　京都　大阪　修理　整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

作業手順
準備作業
・車両を平らな場所に駐車し、パーキングブレーキをかける
・車両のジャッキアップポイントを確認する
・タイヤを取り外す前に、ホイールナットを少し緩める
・ホイールを取り外す

ブレーキパッドとディスクローターの交換
1.キャリパーのマウントボルト（17mm）を緩め、キャリパーを取り外す
・このとき、ブレーキホースは接続したままでよい
・キャリパーをサスペンションなどに吊るしておき、ブレーキホースに負担をかけないようにする
2.古いブレーキパッドを取り外す
3.キャリパーブラケットのボルト（14mm）を外し、ブラケットを取り外す
4.古いディスクローターを取り外す
・ディスクがハブに固着している場合は、適切な潤滑剤を使用して慎重に取り外す
5.新しいディスクローターの取り付け
・ディスクの両面をブレーキクリーナーで清掃する
・ディスクをハブに取り付ける
6.キャリパーブラケットを元の位置に取り付け、指定トルク（約 85Nm）で締め付ける
7.ピストン圧入工具を使用してキャリパーピストンを押し戻す
8.新しいブレーキパッドを取り付ける
・パッドの裏側と接触部分に銅グリスを薄く塗布する（パッド摩擦材には塗らないこと）
9.キャリパーを元の位置に取り付け、マウントボルトを指定トルク（約 30Nm）で締め付ける
10.ホイールを取り付け、ナットを指定トルク（約 108Nm）で締め付ける
11.反対側も同様の手順で交換する

仕上げ作業
・ジャッキスタンドを外し、車両を下ろす
・ブレーキフルードレベルを確認し、必要に応じて補充する
・エンジンを始動し、ブレーキペダルを数回踏んでブレーキパッドをディスクに馴染ませる
・低速で走行し、ブレーキの効きを確認する
・ブレーキシステムに異常がないことを確認する

慣らし運転
新しいブレーキパッドとディスクローターを適切に慣らすために
・最初の約200kmは急ブレーキを避ける
・中速から徐々に減速するブレーキングを繰り返し行う
・長時間の連続したブレーキング（山道の下り等）を避ける

注意点
・作業中はブレーキフルードが塗装面に付着しないよう注意する（付着した場合は直ちに水で洗い流す）
・必ずフロント左右両方のパッドとディスクを同時に交換する
・ブレーキパッドの残量が約3mm以下になったら交換時期と考える
・ディスクローターに溝や亀裂がある場合は必ず交換する

交換後の確認事項
・ブレーキペダルの踏み心地に異常がないか
・ブレーキから異音がしないか
・ブレーキの効きが均一か
・ブレーキフルードの漏れがないか
この作業によりブレーキの性能が回復し、アバルト124スパイダーの安全性と走行性能が向上します。

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