新車　タフト　エアコンガスチェック｜車検・点検・修理のグーネットピット

どどん！
先ほどディーラーより届いたばかりのダイハツ　タフトです

走行距離３ｋｍ　
オーナーさんもまだ乗っていません。

今回の作業実績は主に検証です。

先日　優秀な機械を購入しまして、色々調べていたのですが
エアコンのガスって新車から少ない！
って結構検索にひっかかるんです。

で、実際はどうなの？ってことで
エアコンガスの量が数値でわかるウチのガスクリーニングマシンで
検証してみよう～ってわけです。

ボンネットフードの裏にエアコンガスの量が書いてあります
ガスの種類と、エアコンガスの量（グラム表記）、コンプレッサーオイルの種類
国産車の殆どはエンジンルームのどこかしらにこんな感じで表記してありますね

ダイハツ　タフトのエアコンガス量は・・・
300グラム　プラスマイナス30グラム
要は270グラムから330グラムの許容範囲が適正量ですよってことです

ピカピカのエンジンルーム
生産の工場とディーラーの納車前チェック位でしか開けられていない
エンジンルームですね

写真の手前側にエアコンのガスバルブがあります
運転席の前ですね

新車の納車前にエアコンのチェックは今まで正直したことないです。

見せてもらおうか！新車のエアコンの性能とやらを！

車両とクリーニングマシンと接続したら、簡単な設定を済ませるとマシンがオートメーションで動きます

ガス回収中・・・

パイプ内、真空引き中・・・

エアコン内部を真空にしてエアコンガス以外の物は入らないようにしています
真空にすることによって、空気中の水分なども除去されるんですよ
真空引きダイジ（＾_＾）

エアコンガスの回収時にエアコンオイルも抜けてしまうので、エアコンオイルも補充

同じ画面ばっかりじゃん！！って？
そうなんです。マシンが優秀で起動したら人間は何にもしないんです

最後に、ガスの充填。

作業結果発表！！
結果はガス回収量265グラム
機械メーカーさん曰く、入っているガスの全てが回収できるとは言えません
とのことでしたが、数％の量の範囲とのこと

甘めに言って、許容量の下限の270グラムが充填されていたんでしょうね
１年くらい乗っていたユーザーカーならいいんですよ。
故障じゃなくても少々はエアコンガスって減少していくものですから
納車前の走行３㌔の車に許容範囲ギリギリの量ってねぇ・・・
メーカーさんからしたら何万台とか販売してるんで１グラムでも経費削減したいのでしょう
今回はエアコンガスの許容の上限に合わせて納車となります

最後に
今回の検証でメーカーさんはギリギリでありながらも、規定量入っていたので不具合とかではありません
ただ真夏の暑さが年々厳しくなっていく中で、エアコンの効きを直接左右するガスが少なくては涼しく乗れるはずもないでしょう
新車でこの結果であれば、既に納車してご使用中であれば規定値よりガスは少なくなっていると予想されます。
本来はエアコンガスのクリーニングで冷却性能回復の作業ですが、グラム単位で量のチェックも合わせて考えると新車１年目でも効果はあると思われます
当店では高精度なリークラボジャパン製のPS1000DUOを使用しております

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