ツイン　電装系修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

山野自動車株式会社です。この度はスズキのツインについて、電装系修理のご相談でご入庫いただきました。お客様からは、「メーターの不具合がある」「ステアリング（ハンドル）の位置を調整したい」とのご相談をいただきました。また、具体的には「スピードメーターが動かない」「後退時に警告音が鳴らない」といった症状があり、さらに「ハンドルが曲がっている」とのことで、これらの点について確認・整備作業を行いました。

まず初めに、お客様から伺った症状と車両の状態を踏まえながら、それぞれのトラブルについて詳細な検査を実施しました。スピードメーターについては、メーター本体の脱着後に基板部分の点検を行い、不具合の原因を探りました。調査の結果、基板内部の接触不良が原因でメーターが動かなくなっていることを確認しました。この状態を放置すると、速度表示ができないためドライバーの安全運転が妨げられる恐れがあり、速やかな修理が必要な状態でした。

次に、バックギアに入れた際に警告音が鳴らない問題については、関連する配線や接触部分の点検を重点的に行いました。結果メーター基板に問題ある事が確認でき上記同様の修理を行いました。後退時の警告音は、安全に車両を操作するためには欠かせない機能ですので、確実に動作するように復旧作業を行いました。

さらに、ステアリングの曲がりについては、まずアライメントの測定を行い、現状のずれを明確に把握しました。ステアリングが曲がってしまう原因は、タイヤの配置やサスペンション関連の部品の調整不足による場合が多いです。今回のケースでも調整箇所が確認できましたので、専用のアライメント機器を使用し、ステアリング位置を適正な状態に戻しました。アライメント作業ではミリ単位で調整を行い、ハンドルの中央位置が正しく設定されることを確認しました。この作業により、運転時の違和感が解消され、走行時の安定感も向上しました。

メーターの修理作業については、基板の接点修理を行ったうえで、スピード表示やバック時の警告音の動作確認を実施しました。動作確認では、スピードメーターがしっかりと走行速度を表示し、バック時の音も正常に鳴ることを確認できました。また、アライメント調整の結果、ステアリングが真っ直ぐな状態に修正されました。その後試乗を行い、ハンドルの位置がちょうど良く調整されていることを実感しましたので、作業完了とさせていただきました。

今回の整備作業には、スピードメーターの修理およびステアリング位置の調整といった重要なポイントが含まれておりました。メーターや警告音関連は安全運転に直結する部分ですので、お車の異常に気づかれた際にはお早めにご相談ください。また、ステアリング位置の狂いからアライメントの調整が必要になるケースも多いため、日常的な運転の中で違和感を覚えた場合は遠慮なく点検をお申し付けください。

山野自動車株式会社では、電装系の修理からアライメント調整、さらには一般的な車検や整備まで幅広く対応しております。今回ご提案させていただいた整備内容のように、お車の状態や症状に応じた的確な整備を心掛けております。もし少しでもご不安な点がございましたら、ぜひ山野自動車株式会社までお気軽にお問い合わせください。皆様の安全で快適なカーライフを全力でサポートさせていただきます。