日産　ノート　E11　燃料パイプ交換　燃料ホース交換　錆修理　給油口修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんばんわーマッドワークスの山口です！

やっと夏の暑さも多少落ち着いてきて工場内での作業もしやすくなってきました！
とは言いつつも、ツナギはまだまだ毎日汗だくです笑

今日は車検でご入庫の日産ノート（E11型）を整備していきます！
まず今回お客様よりご用命で頂いたのは、燃料パイプの交換をしてくれ！という事でした。ガソリンが漏れている状態では大変危険ですし当然車検も合格しませんのでしっかりと点検を行っていきます！

それでは参りましょー！！！

「燃料パイプ」と言っても、どこなんだろう・・・？

と思い点検をしていくと、とんでもないものを発見してしまいました。。。

キャップをあけてびっくり！！

こんなにサビッサビの給油口久しぶりに見ました笑
過去に同じように腐食しているものを見たことがありますが、ここまで酷いのは中々ないです。

これでもキャップ閉まるんだ・・・

などと変な所に関心している間もなく、新品部品を手配して交換作業に取り掛かります！

取付はいたって簡単な作りです。

パイプ本体を抑えているのは、ボディに留まるボルト２本のみ！
あとは空気抜き用のホース部がクイックコネクタになっているので、ツメの勘合を外します。最後に燃料タンク入口のホースバンドを１個緩めて下に引き下げると「ズボッ」と簡単に外れました。

外して改めて確認してみると・・・。

この錆、間違いなくタンク内に侵入しているだろう。と容易に判断できる状態でした笑
ですが、お客様のご要望によりお金を掛けずこのままでよいという事でやむなくこのままパイプのみ交換を行うことになりました。

用意したのは燃料パイプ本体・グロメット・ホース・クランプ２個です。
外した手順の逆で組んでいけば簡単に交換は終了します！

ですがなぜここまで酷い錆によって腐食されてしまったのでしょうか・・・。
原因はおそらく給油口キャップ下にある「小さな穴」。

これは雨や洗車時の水がキャップ付近に溜まってしまい水分によりサビてしまったりすることを防止する「水抜き穴」の役割をしています。

おそらくこの水抜き穴が砂や泥により目詰まりし、常に水分が給油口付近にあったことで徐々にサビが進行してしまった・・・と考えられます。

交換は簡単に終了しましたが、やはり今回の作業を通して車両をキレイに保つことの重要性を再確認しました。

たかが水抜き穴ひとつが汚れによって詰まっただけの状態でも、長年それを続けてしまえばこんなにもサビがヒドイ状態にも浸食してしまうんだと今回よくわかりました。

いつものメンテナンスのほかに、ボディ外装の洗車・車内の掃除機掛けにプラスしてタイヤハウス内の砂・泥の除去や下廻り洗浄を当店マッドワークスでは推奨しています。特に東北地方雪の多く降る地域は下廻りをキレイにしておかなければあっという間に錆が発生してボディを蝕んでいきます。

洗車だけでもよろこんで作業を行いますので、お気軽にお問い合わせください！
今回も最後までご覧頂きありがとうございましたーー！！！

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