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こんにちは！上網モータースです！

本日は走行中、ゴーと音のするお車の点検修理です。

実際に走行してみるとやはりゴーと音が出ています。
後ろから音がしているのでリヤハブベアリングからの音だと思われます。

続いてリフトアップをしてガタつきの確認と手で空回しして音の確認をします。
前後4箇所ガタは無し。音は右後からゴロロロ、、、ここですね。その他3箇所は音は出ていません。
後ろタイヤは空回し後しばらく回り続けています。ベアリングのグリス切れのよって抵抗が少なくなっていますね。

音の出ている右後だけでなく予防も兼ねて左後も交換します。

後ろが静かになったら実は前からも音が出ていたという経験があるので前側の修理見積もりもお出しします。
概算見積書には4箇所の金額になるので、高っ！！？と思われるかもしれないですが、実際部品交換後に「音は小さくなったけど音が止まってないじゃないか！そんなに修理代がかかるなら修理しなかったよ！」となってもいけないので可能性としてお出ししています。

今回は前が出ていても直さないから後ろだけとの依頼でリヤハブベアリングの交換を行います。

こちらがリヤハブベアリングが付いているリヤブレーキドラムです。ご自身でタイヤ交換される方は見たことがあると思いますが、ハブベアリングはこちらのブレーキドラムのセンターにある軸受けになります。

ブレーキドラムを取りはずしました。

このタイプはハンマー等で叩いてベアリングを取りはずします。

ベアリングがブレーキドラムの内と外に1つずつと間にスペーサーがついています。

こちらがスペーサー。

三菱車の2WDの軽自動車は、ブレーキドラムの締め過ぎによってこちらのスペーサーが縮みハブベアリングの内側と外側の位置にズレが生じることにより中のボールベアリングが損傷し異音が発生します。
トルク管理は大事です！！

こちらのお車ブレーキドラムが締め過ぎになっていたのでそれが原因なのかもしれません。(こちらのお車は今回が初入庫です）

ベアリング2つとスペーサーを交換し新しいロックナットを組み付けします。
もちろんトルクレンチを使って適正トルクで締め付けます。
反対側も交換して作業完了です。

交換後、試運転で音の確認をします。

静かになりました！（前側セーフ！）

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