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こんにちは！ 上網モータースです！

今回は、ハイエースのマニュアル車でギヤが抜けない時があるとのことでご入庫いただいたお車です。

症状は、クラッチを踏んでもギヤが抜けない時があり、エンジン切ると抜ける。エンジン再始動後はギヤの入り、抜け問題なくなるとの事でした。

実際に確認してみると、ギヤ抜け出来ないことがあり、その時には車も動いてしまいます。つまりクラッチペダルを踏んでも切れていない状態になっています。そしてその症状が出るのがクラッチペダルを踏み続けているときです。


この症状はもしや？と思い、リフトアップして確認してみるとミッション周りからポタポタと透明な液体が･･･クラッチオイルです。
オイル漏れにより、クラッチを踏み続けている圧力が下がっていきクラッチが繋がりギヤが抜けなくなっていたと考えられます。
しかし下から見ても奥まったところからの漏れなので場所の特定ができません。

クラッチペダル奥のクラッチマスターシリンダからミッション横のクラッチレリーズシリンダまでの間にはパイプ、ホースがあります。こちらのハイエースは平成8年のお車になるので、パイプが錆による腐食で穴が開いているか、ゴム製のホースが経年劣化によりヒビ割れて漏れている等が考えられます。

その後、助手席シートを上げ、運転席シートを取り外し、サイドブレーキレバーが取り付けてあるプレートを外しエンジンルームを見やすくし、クラッチホース等を見える状態にしました。

この状態でクラッチペダルを踏むとホースの付け根からオイルが垂れてきました。

漏れの箇所が特定できました。

年数経過の事を考えるとパイプも変えておこうかと思いましたが、生産終了との事･･･。
パイプを作成して交換も可能でしたが、幸い錆もないので今回はこのままホースのみ交換しました。

ホースの供給があって良かった･･･。

交換後クラッチオイルのエア抜きをして漏れの確認をします。

その他の漏れはありませんでしたのでシート等を復元して作業完了です！



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