キャラバン　フレキシブルホース断線修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

キャラバンのオイル交換でご来店されたお客様です。
オイル交換後にライト類の点灯チェックをしたところ、スモールライトとナンバー灯が点きません。

原因を特定するのが大変で、最初はランプ切れ、ヒューズ切れを疑いましたが、ランプもヒューズも問題なく、特定までが大変でした。
色々調べたところ、フレキシブルホース内の数本ある配線コードのほとんどが断線したため、切れていた部分をはんだごてで溶接しました。

無事修理ができて良かったです。
後部の配線が集中している場所なので、ワイパーやドアロックの作動も確認し、無事終了です。

断線の原因としては、こちらのお車は業務で使用していてバックドアを頻繁に開け閉めする為、経年劣化だと思われます。

ナンバー灯を交換しましたが点かず・・・。
スモールライトを交換しても点かず・・・。

社長の「ホースの中見て！　断線してるかも！」の一声で確認したところ

おお！
切れていました！

複数あるコードのうち、半分以上が切れていました。

まず、切れた部分の補修をするためにコードを少し切り、短くなった分継ぎ足しをします。

はんだ付けをして修復します。
正に職人技！

繋いだ部分がショートしないように、ビニール管を通して保護します。

高温の温風で温めて圧着します。
ドライヤーのようなものですが、決して髪には使ってはいけません。
チリチリになります。

ホースを元の状態に収めて完了です！
とても細かい作業でした。

こちらのお車のオーナーさんはエアコン修理のお仕事をされている為、トランクに荷物をたくさん積まれています。
通常よりもバックドアの開け閉めの頻度が高いための、経年劣化が原因と推測されます。
オイル交換のご依頼だと、電気系統は見ないところも多いので、気付かれなかったかもしれませんね。
後部の電気配線が集中しているところなので、リアワイパーやバックドアのロックも掛かっていなかった可能性があります。

お待ちいただく時間が長くなりましたが、修理できて良かったです。

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