サンバートラック　ドライブシャフトブーツ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりしたサンバートラックですが、車検前の点検を行ったところ、ドライブシャフトブーツが切れていました。
ブーツが切れていると車検に通らないため、交換していきます。

こちらが今回車検でお預かりしたサンバートラックです。
オーナーは農家さんです。

こちらは前右側のブーツです。
写真では分かりにくいのですが、切れています。

こちらは左側です。
切れているのが分かりますか？

下に付いているタイロッドエンドというものを外すのですが、これが中々外れません。
外すだけでかなり時間が掛かっていました。
タイロッドエンドはステアリングラックからタイヤ側へ伸びていて、タイヤに力を伝えるためのパーツです。

タイロッドエンドを取り外す際に、泥や砂がボロボロ落ちてきました。片側だけでこんなに泥が入っていました。
このまま走行しているとゴロゴロと異音が発生します。

カッターで切って取り外します。

取り外したブーツの中には、グリスがたっぷり詰まっています。

シャフトにもグリスがたっぷり付いています。
このグリスを綺麗にふき取ります。

ふき取り後、新しいブーツを通していきます。

ドライブシャフトを取り付ける前に、新しいグロスをたっぷり詰め込みます。

こんな感じにめいっぱい塗ります。

先程シャフトに通した新しいブーツを被せていきます。

しっかり被せられたら、タイヤ側を引っ張って、外れないか確認します。
中々の力仕事です。

外れないことが確認出来たら、最後に留め具を締めて完了です。
見ていて、本当に大変な作業でした。
片側1時間です。
こちらのトラックは後ろのタイヤはひび割れ程度で車検に通るため、今回は交換しません。
4か所全て作業したら4時間です。

いかがでしたか？
後ろのブーツもひび割れているので、本来は一緒に交換した方が良いのですが、オーナーさんのご予算もあるため、今回は作業に含めませんでした。

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