キャリイトラック　リフトアップ（ボディブロック式）｜車検・点検・修理のグーネットピット

前回リフトアップを行ったキャリイトラックですが、今回はボディブロックを使ってリフトアップを行う方法に変更しました。
今回、何故リフトアップ方式を変えたかと言いますと、このキャリイトラック、自社で使用している物なので、ちょっとケチって、安上がりに仕上げてしまったんです。

その結果どうなったかと言うと、乗り心地が不安定になり、異音（うなり音）が発生してしまいました。

再登場のキャリィトラックです。

前回の施工中の画僧です。
フロントはショックアブソーバーとナックルの間にスペーサーを付けました

こちらは前回のリア部分です。
リーフスプリングとホーシングの間にブロックを入れていました。

こちらの方法だと、フロントスタビライザーを取り外さないと取付が出来なかったため、乗り心地が不安定になってしまいました。

また、プロペラシャフトに角度が付いてしまうため、異音（うなり音）も発生していました。

今回はこちらの部品を使って上げていきます。
サスペンションは一切いじらず、フレームとボディの間にボディブロックを挟んでリフトアップを行います。

梯子のような形をしたラダーフレームを持つ車種のみに対応する方法ですが、他のリフトアップ方法と比較しても、かなりの手間と専門的知識が必要なんです。

挟み込むブロックはこちらです。

それぞれのタイヤ部分で確認しても、しっかり上がっているのが分かります。

後ろ姿はこんな感じです。

通常のリフトアップよりも手間も費用も掛かりますが、シャフトに負荷を掛けずにリフトアップ出来るのが良いところです。

今回は、取外し、取付を行ったため、2人がかりで４時間掛かりました。
それでも、かなり満足できる仕上がりになりました。

いかがでしたか？
全ての車に対応するわけではないのですが、ラダーフレームのお車をお持ちの方で、リフトアップ後の乗り心地等に不安要素がある方、リフトアップをご検討いただいている場合は、このようなリフトアップの方法もあることも知っておいてくださいね。

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