ハイゼット　エアコン修理 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

ハイゼットのエアコン修理を致しました。
診断時エアコンの効きが悪く、冷媒も少ない状態でした。
点検したところ、エアコンユニット内部のエバポレーターより冷媒漏れ、高圧チューブとエキスパンションバルブが詰まっている為サイクルが循環しなく、コンプレッサは圧縮しており機能はしていましたが弱い状態でした。
以上お客様へ見積り提示致しました。

コンプレッサはまだ機能していた為今回はコンプレッサ交換はせず、主原因である・高圧チューブ・エバポレータ・エキスパンションバルブの交換を行いました。

車内のユニット内部にあるエバポレーター、エキスパンションバルブを交換する為ケースごと外す必要があります。
この車両は比較的分解しやすい構造ですが、一般的には内装を全て外さないとエバポレーターの交換は出来ません。

交換前の内部です。
冷媒と共にオイルも漏れている事で埃が吸着しびっしりとエバポレーターに付着してしまっている為風が通らなく風量が弱くなってしまっていました。

交換前の部品と新品部品です。
別々の部品を組み上げて外した部品と同じ角度にしたものです、外した部品と同じように組付けしないとケースに入らず、配管もずれて接続できなくなったしまう為交換時は並べて作業するとわかりやすく間違いもありません。

新旧の部品でこれだけ違うと機能に大きく差が出てしまいます。

先程組み上げた部品をケースに入れた状態です。
各部の汚れを洗浄し、スポンジ部分も劣化してボロボロになっていた為全て取り除き新しいものに張替えました。
スポンジ部分がないと風が漏れて本来の機能を発揮できないので、細かな部分ですがご要望がなくてもしっかり修復しています。

この後他のメカニックと交代し、高圧チューブの交換を行い無事完成致しました。

• 整備
• 修理
• 交換