ジープラングラー　リアパッド 点検・交換　【西宮市・車検・修理・取付・鈑金・販売はお任せください】｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は、ジープラングラーのリアパッドの交換をしました。
入庫時の症状は無かったのですが、点検をしてみたところ、パッドの厚さが3ｍｍ以下だったので交換をお勧めしたところ、お願いします、と言って下さったので、交換していきます。
それでは作業に移っていきます。

まずは左右後輪のタイヤを外していきます。
すると、パッド部が見えるので13ｍｍ、15ｍｍのスパナとラチェットを使いキャリパー部を外していきます。
ネジの頭を滑らさないように注意しながら外していきます。

キャリパーを外すとパッドが外れます。
下の写真のように、パッドの残量がほとんどなく、危ない状態でした。
パッドの残量が少なくなると、制動力の低下、ブレーキ鳴きの原因になってしまいます。
それでは交換するための準備をしていきます。

まず、新しいパッドを付けるためには今飛び出ているピストンを奥に押し込まなければなりません。
ピストンを押し戻すことのできる工具を使用し、戻していきます。
ここで注意しなければならないのが、ピストンを押し戻すとブレーキオイルタンク内の液量が上昇するので、あふれてくる恐れがあります。
ですのでピストンを押し戻すよりも先に、ブレーキオイルタンク内のブレーキオイルを先に少量抜いておきます。

下の写真のようなタンクがブレーキオイルタンクで、エンジンルーム内、正面から見て左奥にあるので、蓋を開け、スポイトなどで少量吸い取りましょう。
ピストンを押し戻している最中も時折、タンク内のオイル量を見ておくことがオススメです。
それではピストンを押し戻していきましょう。

ピストンを無事に押し戻せたので新しいパッドを付けていきます。
ここで付ける新しいパッドの当たり面や擦れるところへの、適切なグリスを給油することも忘れずにやっていきます。
グリスを忘れてしまうと、ブレーキ鳴きの原因や、錆の原因になったりするので、要注意です。
同じ要領で、反対側のパッドも交換していきます。
交換し終わった後にブレーキオイルの容量を確認することも忘れずにやっていきます。
あとはキャリパーを同じように付け、タイヤを付けて終了です。

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