- 電装系修理
- 日産 キューブキュービック
2020年08月19日 17:30日産 キューブキュービック エアコン修理
本日はキューブキュービックのエアコン修理。
お客様がご来店され、「突然エアコンが効かなくなった」との事で早速点検。
現状としてはコンプレッサーのマグネットクラッチが繋がっていない。
ガスが足りないのか、はたまた別の原因か・・・。
とりあえずエアコンマニホールドゲージを接続しガス圧を点検。
接続してみるとコンプレッサーが回るだけのガスは入っている。
次にコンプレッサーまで電気が来ているかを点検。
するとコンプレッサーまで電気が来ていない事が判明。
次はヒューズを点検する事に。
バッテリーの横にある白いBOX。
この中にコンプレッサーのヒューズが入っている。
このBOXの爪を外し、パカッと開けるとヒューズが見える。
赤丸で囲んだのがエアコンコンプレッサー用の10Aヒューズ。
これを点検したところ見事に切れていました。
そして新たにヒューズを入れ替え、エアコンスイッチをON!!
「カチッ!」と音がしマグネットスイッチが入りました!
めでたしめでたし!
と思いきや、「パチッ!」となにやら嫌な音が聞こえた・・・。
マグネットクラッチを見ると回っていない・・・・。
まさか???
再びヒューズを点検。
やはりヒューズが切れている・・・・。
これは完全にコンプレッサーがNGだな・・・・。
そしてその旨お客様に伝え、それと共に年式と距離も考慮しリキットタンクとエキスパンションバルブも交換するとの事にしました。
そして部品が入荷したので早速作業に取り掛かります!
フロントバンパーを外し、ラジエーターロアサポートも外す。
でコンプレッサーが丸見え。
そして難なく脱着。
次にリキットタンクへ。
コンデンサーの脇に固定されています。
これも無難に脱着。
続いてエキスパンションバルブへ。
このインマニの奥にエキスパンションバルブが・・・。
とりあえずはインマニを脱着。
この奥のシートをめくると
見えました。
パイプを外すと・・・・・。
これがエキスパンションバルブ!
これも難なく脱着。
左から
エアコンコンプレッサー。エキスパンションバルブ。リキットタンク。
そしてマニホールドやらラジエーターサポートやら。
左が新品部品。
今回はコンプレッサーはリビルト品を使用します。
もちろんオーリング(ゴムパッキン)も全て交換。
コンプレッサーを組み、エキスパンションバルブ、リキットタンクを組み付けて行く。
今日はかなり調子いい。
集中力が途切れない。
この暑さに体が慣れたのかな?
で、一通り組み終わり、配管の真空引きへ。
約40分ほど真空引きし、1時間ほど真空状態を保持するか点検。
そして約1時間後。
ゲージを見るとしっかり真空状態を保持している。
これなら大丈夫。
ここからガスチャージ。
この車両は規定のガス量が450g。
規定量をチャージしエアコンの冷え具合を点検。
バリッバリに冷えている!
まだまだ暑さが続くので、これで快適にご使用頂けます。
ご入庫有難う御座いました!!
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成19年 | メーカー・ブランド | 日産 |
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車種 | キューブキュービック | 型式 | DBA-YGNZ11 |