60　ノア　エンジン不調　信号待ちでエンスト　ＡＴＦ交換　スロットル洗浄　和光ケミカル　レックス　ＲＥＣＳ｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは、コイドリペアリングの古井戸です。

今回はエンジンがかからないとのお電話で症状を聞いてもバッテリー上がりの症状でもなさそうなので、レッカーにて入庫していただきました。

入庫してからセルを回してみましたが、バッテリー大丈夫そうで、元気にセルが回っていますがエンジンはかかる気配がありませんでした。お客様よりヒアリングしたところ以前から突然エンストすることもあるとのことで、特に信号で止まるため減速時に止まった瞬間エンジンも一緒に止まってしまうとの事でした。一先ず代車をお貸ししてお預かりとなりました。

何回かエンジン始動をチャレンジしたところエンジンはかかりました！しかしかなりアイドリングが安定しないのをみてこの車はアイドリング不良が多かったなと念のためダイヤグ診断をしましたが予想通りエラーコードはありませんでした。

13万キロと多走行車両のため最初の予想でスロットルボディーをはずしてみました。

予想通りというか・・・・正直ここまで汚れているスロットルボディーを見るのも初めてかと・・・・なんでここまで？？

一先ず洗浄　→　組付け　→　エンジン始動　→　

軽快にエンジン始動しました！！！が当然汚れを落とした後なのでスロットルの開閉率は大きいので、アイドリング状態でエンジン回転が2500回転なのでスロットルの学習値をリセットしていざ試運転へ

エンジンの調子は快調で、信号停止時もエンストすることも無く今回の不具合の原因はスロットルボディーの汚れで解決！！エンジンオイルもレベルゲージにつかないくらい減っていたのと、スロットルボディーがあれだけ汚れていたので、エンジンの中は多分真っ黒だと思うので、エンジンオイル交換とＷＡＫＯ’Ｓのレックスでエンジン内部を徹底洗浄します。

今回レッカー入庫なので、この車を運転するのが初めてで、エンジンは快調だったのですが、気になる点が・・・

変速に違和感があったのと何となく気になる音がしていました。
アイドリング時にはしていなかったので、変速時の違和感よりあわせてミッションオイルの確認をしてみました。

レベルゲージを抜いた時にあれ？？エンジンオイルのゲージと間違えた？？と思うくらいの真っ黒なオイルがゲージについていたので、たぶんほぼ無交換だと思われます。
通常ここまで汚れているとオートマオイルの交換を断られるケースは多いのですが、このまま乗っていても近い将来壊れてしまうのではないかと思われるくらい黒いオイルと違和感があったので、お客様にその事実をお話しして、ご判断いただきました。
選択肢としては、このまま壊れる時が来るまで交換しないで乗るか、少しでも改善されることを期待して交換してみるか。

当店の使用してる和光ケミカルのＡＴＦプレミアムスペックと添加剤のＡＴプラスは期待に応えてくれる可能性は高いオイルです。
添加剤はできることならＣＯＲＥをおすすめしたいところなのですが、全体の予算の関係もあるので、今回は上記の組み合わせでチャレンジしてみるとのご決断をいただき、いざ作業へ

今回はあまりにもフルードが汚かったので、ストレーナーも同時交換します。
ＡＴＦのストレーナーを交換することにより、壊れてしまうリスクを軽減できます。
予想どおりかなり汚く、中はこんな感じです。

ストレーナーを新品と古いので記念撮影！
なぞると絵が描けるくらい汚れています。

オイル交換後試運転してみて直ったとまでは言わないが、かなり変速時の違和感も改善され、しっかりつながってる感が増して交換してよかったです。

エンジン不調・オートマチックオイル（ＡＴＦ）交換のご用命は東京・大田区・カーコンビニ倶楽部西馬込店・コイドリペアリングまで