トヨタ シエナ TPMSのクローン作成＆取付｜車検・点検・修理のグーネットピット

トヨタの北米専売車、シエナのスタッドレス用のホイールに汎用TPMSを増設しました。メインで使われているホイールのTPMSからIDを抜き取り、同一IDのクローンTPMSを作成します。

現在使われているTPMSは、純正品ではなく社外品の汎用との事でした。
どのメーカーのTPMSかわからないとの事でしたので、不安もありましたが、外部からID情報を抜きとれたので、まずはひと安心。
汎用品のIDは、純正品の様にTPMS本体にID記載が一切無いので、車両側の既存情報を見るか、外部受信機での確認が必至となります。
今回は、車両側へは別のIDが登録されており、外部受信機だよりだったので、本当に読み込めて良かったです(^_^;)
正直、廉価品の中では物の良し悪しがあって、外部受信機でも読まない物もあるので、廉価品購入の際は、お気を付け下さい。

今回もモバイルトロンのモアセンサーを使います。
やはりコレが1番安定しており、純正品と遜色無く使えますね。
抜きだしたIDを汎用TPMSにコーディングします。

コーディング後に、外部受信機でIDが正常に入っているかチェックします。
バッチリ同じIDが入っていますねd(^_^o)
コピーIDのTPMSのメリットは、ID登録型の車両に対して、タイヤ付け替えの際のID登録作業が不要になる事です。
特に、アメ車や日産車等には、重宝するかと思います。
こちらのセンサーには、車両にあった新規IDも入れられるので、欧州車でバッテリー切れした純正TPMSの代用品にもなります。
欧州車の純正TPMSの場合、4つで10万円くらいして、それに取付工賃が入るとかなり高額になりますが、モアセンサーは4つで税込￥35200ですので、工賃含めてもほぼ半値以下になります。
お勧めです。

既存のゴムバルブを取外し、モアセンサーをホイールに装着します。

ビードアップすると、こんな感じです。
外観は純正品と比べても違和感はありません。

TPMSが入ったので、その分バランスも狂います。
再度、バランス調整をしアンバランスを相殺します。

スタッドレスタイヤへのTPMS増設ですので、車両には取り付けず、このまま納めさせて頂きました。

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