カイエン　その他パーツ持込み取付｜車検・点検・修理のグーネットピット

カーファクトリー　ピッツーラです。この度はポルシェのカイエンについてパーツ持込交換のご相談で入庫いただきました。お客様からは「バッテリーの持込で交換をしてほしい」というご依頼をいただきましたので、早速作業を実施いたしました。ポルシェのカイエンは輸入車であるだけでなく、高性能SUVとして電子装備が多いモデルです。また、バッテリー交換も国産車とは異なる注意が必要なため、細心の注意を払いながら進めてまいりました。

まず、作業に入る前に、お客様がお持ち込みいただいたバッテリーが車両に適合するものであるかを確認しました。ポルシェ車はメーカー純正品以外のバッテリーを使用する際、電圧や容量が適正でないと不具合が生じる可能性があります。そのため、事前に型式とスペックを入念にチェックし、問題ないことを確認後に作業に取り掛かりました。

ポルシェのカイエンのバッテリーは、助手席シート下に収納されていて一般的な国産車に比べてやや複雑な取り外し工程が求められます。このため作業の最初に、車両の電源を完全に遮断し、車載コンピューターのデータが問題なく保存されるようにバックアップ電源を確保しました。これにより、バッテリー交換後に設定がリセットされるようなトラブルを避けることが可能になります。

次に古いバッテリーの取り外しに進みました。まずはカイエン特有のバッテリー固定ブラケットを慎重に取り外し、使用した工具はラチェットレンチや専用工具を活用しました。こちらは部品を傷つけないよう慎重に行う必要があり、その後、端子カバーを外しながらマイナス端子、プラス端子の順番で外しました。この作業中、工具が他の金属部分に接触しないよう丁寧に作業を進めました。

バッテリーの取り付けに移る前に、端子部分やバッテリー受けの状態を点検し、腐食や汚れがないかを確認しました。特に端子部分の清掃は重要で、専用の端子クリーナーを用いて接触面をきれいに整えました。そして新しいバッテリーを正しい方向でセットし、端子をプラス、マイナスの順で繋ぎ、最後に固定ブラケットを元通りに取り付けました。

交換後は動作確認を行いました。エンジンを始動し、オルタネーターによる充電電圧が適正であるかをテスターを使って測定しました。その結果、充電系統にも異常がなく、新しいバッテリーが正常に機能していることを確認できました。また、追加で車載コンピューターの初期化が必要な箇所がないか確認を行い、全工程が完了しました。

今回の整備では、持込いただいたバッテリーの交換が無事に完了し、お客様のご依頼にしっかりとお応えすることができました。作業自体は約1時間程度で完了し、持込交換という内容でしたので工賃のみ頂戴する形となりました。また、ポルシェのような輸入車のバッテリー交換は一般のユーザー様には難易度が高いため、プロにご依頼いただけたことは非常に良い判断だと思います。

輸入車ならではの整備や特性を熟知したスタッフが対応させていただきますので、どうぞ安心してご相談ください。今回のように、お持ち込みいただいたパーツの取り付けや交換にも対応しておりますので、もしお悩みがございましたらカーファクトリー　ピッツーラまでお気軽にお問い合わせください。あなたの大切なお車を安心して任せていただける環境を整えてお待ちしております。

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