オデッセイ　車検｜車検・点検・修理のグーネットピット

カーファクトリー ピッツーラです。この度はホンダのオデッセイについて車検・点検・診断のご相談でご入庫いただきました。お客様からは車検整備というご相談をいただいており、当店では法定24ヶ月点検を厳格に行いました。

車検時の点検は、車両の同一性の確認から始まり、灯火類、走行装置、車内、ボディーの検査といった外回りのチェックを丁寧に実施しました。サイドスリップテストによりタイヤの直進性を確認し、ブレーキテストで制動力の確保を保証しました。さらに、スピードメーターの検査では表示誤差がないかを確認し、ヘッドライトの光軸と光度の調整も行いました。排気ガス測定では、COとHCの濃度を測定し、いずれも基準値内に収まっていることを確認しました。

点検の結果、いくつかの箇所に整備が必要であることが判明しました。具体的には、ラジエーターキャップの交換が必要でした。また、クーラントには劣化が見られたため、冷却性能を向上させるためワコーズCLBというクーラント強化剤を注入しました。さらに、左右のタイロッドエンドブーツにひび割れが見つかり、これを新しいものに交換することにしました。左右のナックルハブとベアリングにも摩耗が確認され、これらも交換を実施しました。

作業内容としては、まずエンジンルーム内のラジエーターキャップを外し、新しいキャップに取り替えるとともに、クーラント強化剤を規定量注入しました。次に、車両をジャッキアップし、左右のタイロッドエンドブーツを安全に取り外し、新品のブーツをしっかりと装着しました。その後、ナックルハブとベアリングを取り外し、工具を使用して慎重に新しい部品に交換しました。これらの作業はトルクレンチやその他の専用工具を駆使し、慎重に行いました。

今回の整備を実施したことで、ブレーキやステアリングの安定感が改善され、お客様にはより安心して運転いただけるようになりました。お客様からは「ハンドリングがとてもスムーズで安心ですし、これでしばらく安心して走れます」とのお言葉をいただきました。

今回のホンダのオデッセイの車検整備では、各種部品の摩耗の進行を放置することによって、走行中のトラブルや安全性の低下につながる可能性がありましたが、しっかりと対処することでこうしたリスクを低減しました。

いつでも安心してお車にお乗りいただけるよう、お困りの際はお気軽にカーファクトリー ピッツーラまでご相談ください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。お問い合わせは三重県伊勢市西豊浜町５０６９－２まで、お電話やメールでどうぞ。