タイタン　フレーム番号が見えなくなってる。｜車検・点検・修理のグーネットピット

WG3AD　マツダタイタン　平成8年式です。
年式もだいぶ古いのでそれなりに経年劣化が進んでいます。

ダンプなのでフレームがあって、フレームの上にキャビンや荷台が乗っています。

そのフレームにフレーム番号が記載されています。
今回はフレーム番号が見えにくいとのことで、ご依頼
どこかの車検場でこれ以上錆びると車検できないよって言われたそうです。

フレーム番号が見えなくなると車検が通らなくなります。
預かってみてみました。

過去の例
http://www.biwakojikou.com/repair/beautiful/1594/

状況です。

キャビン下のフレームに車体番号が打刻されていますが、長年の使用のため錆びがひどくフレーム番号が読みにくい状況でした。

刻印されているフレーム番号が一文字でも読めないと車検が通らなくなります。
そうすると新しいフレーム番号をもらう手続きが発生します。

赤い四角内にフーム番号が記されてますが、全く見えません。
錆びが侵食してよく見るとわずかに何かが書かれているのがわかるくらいです。
おおよそフレーム番号を読み取ることなどできませんでした。

清掃します。

錆びや、剥がれかかった塗装を剥離してスチーム洗車して清掃します。

水分が乾いた状態で見てみると
きれいになってました。
しっかりとフレーム番号が読み取れるようです。

こちら販売証明です。

支局に車を運んで、新しいフレーム番号が必要と判断された場合
この証明書が必要なのであらかじめ取り寄せしておきました。

車を支局に持っていき、問題なくフレーム番号が読めるとの判断を頂きましたので、今回は新しいフレーム番号は必要ないとのことになりました。

となると次は錆防止対策です。
このままではまた錆が侵食してフレーム番号が読みにくくなるので
もうひと手間やります。

錆びを抑えるはたらきのあるケミカルを使います。

こちらを鉄板がむき出しになった部位に塗ります。
透明です。

2か月ほど前にサンプルを作りました。
錆びをある程度取ったディスクローターに半分ほど塗りました。

2か月後もこのように効果が継続されています。

乾燥後　サフェーサーを塗装します。

そしてサフェーサーも乾燥したらシャーシーブラックを塗って完成です。

この車は定期的に入庫しますので経過観察してみます。

ありがとうございました。
またお願いします。

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