フォルクスワーゲン　シャラン　運転席パワーウインドウ　修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつも当ブログ御閲覧ありがとうございます。残暑お見舞い申し上げます。今回はフォルクスワーゲン　シャラン　運転席パワーウインドウ作動せず。点検修理のご報告。

動作確認してみると、モーターは正常に回転しているようですが、ウインドウは微動だにしません。リフターのワイヤー不良が考えられます。

パワーウインドウモーターを取り外してみると、やはり、ワイヤーが絡まり、飛び出しているのが分かります。これにより、ウインドウリフター交換作業となります。

リフターを交換するのは、ウインドウも一度、取外し必要ですが、トルクス2本で固定されています。国産車でしたら正面から固定されてますが、こちらが裏側から固定されているので注意が必要です。

また、トリムを固定するファスナ（クリップ）も特殊なクリップです。右がロック状態、左がフリー状態。取外しは、こちらも要注意ですね。

左が破損したリフター、右が新しいリフター。交換作業はサービスホールが小さいので、挿入時、ワイヤーの変形に注意しながら作業します。

交換作業終了しましたが、この状態ではパワーウインドウのオート機能が作動しません。リセット作業が必要です。運転席のハンドルカバーを取外し、キーレスでロック後、数秒保持し、キーで直接、ロックを解除すると、リセットされます。

その後、メインスイッチをダウン状態で数秒保持→アップ状態保持数秒で、パワーウインドウオート機能は再設定されます。この二つの作業が今回修理の〆。機能復帰無事完了。ご入庫ありがとうございました。次回のご入庫、心よりお待ち申し上げます。

• シャランウイドウ修理