アリスト　右ヘッドランプ点かない修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつも当ブログ、御閲覧ありがとうございます。緊急事態宣言も解除され、徐々に県内も以前の形に戻りつつありますが、3密を避け、危機感を持ちながらの生活が必要かと思われます。今回はアリストの右ヘッドランプが点灯しない、修理のご紹介。

片側だけ点灯しないので、オーソドックスに、まず、ヒューズの断線を確認します。基本通りの作業が結果的に、短時間での修理へ繋がります。ヒューズ→断線無→OK

次にダイアグノシスでエラーコードの確認。この年式ですとヘッドランプまでCPUが管理していないので、エラーを拾う可能性は低いのですが、順を追っての点検確認作業となります。

システムサーチを行うと、Gセンサゼロ点がリセットされ、TRC,VSCのエラーがコンビネーションメータに表示され、初期化するように、ドライバーへ告知されます。こちらも作業の流れの一環ですので、通常通り初期化して、エラーコードを消去します。

今までの作業では不具合箇所が確認されなかったので、単体点検作業へ移行します。このタイプはHID仕様なので、ヘッドランプの下にライトコントロールCPUが取り付けられているので、点検では、フロントバンパ、ヘッドライトは取り外す必要があります。単体点検の結果、コントロールCPUの不具合が確認されました。

リサイクルパーツの選択肢もありましたが、電装品は数か月後、壊れる可能性が高いので、今回はお客様とのご相談の上、あたらしいパーツへ交換する事にしました。交換後は、無事、右ヘッドランプは正常に作動し、作業終了です。ご入庫ありがとうございました。

• アリストバラスト交換