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相模原市よりお越しのお客様です。
対物100：0の右側面の保険修理です。
右リヤドア、クォーターともに交換してもおかしくないような損傷ですが、お客様のご希望でクォーターだけは修理となりました。

ホイールアーチの前側が大きく入ってしまったせいで、ホイールアーチの中央部分が大きく膨らんでしまっています。
こうなってしまうと、溶接しなくてはいけません。
溶接を省き、適当に直してしまうとパネルが振動で揺れてしまい水漏れ・サビ・異音等の原因になりかねません。

引き出しによる鈑金作業を行った後、細かいデコボコをとる為パテ整形をします。
修理するパネルのへこみ・キズは全て修復します。

パテ整形が終わったら、サフェーサーを塗布します。

新品のリヤドアです。
写真のように色が付いていない状態で入荷されるので、ボデーの色に塗装する必要があります。

サフェーサーを研ぎつけ塗装する所を全て足付け（研磨）をしたら、マスキングをして上塗りです。

塗装完了です。写真のように塗装する場所によっては、ドアを取り付けない状態でマスキングをするなど工夫が必要になってきます。

新品のドアを乗せ建付け調整を行います。
新品と言っても、車の年式が古くなるほど部品の精度が落ちてきてしまいます。
その為、調整をしないと「ドアが閉まらない」なんて事はよくある事です。
隙間・段差・閉まりなど細部にわたってチェックをしながら、建付け調整をしていきます。

後は分解した所を全て組付け塗装パネルの磨きをすれば作業完了となります。

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