- 電装系修理
- 日産 ラフェスタ
- 費用総額:71,496円
2019年08月22日 17:53ニッサン ラフェスタ エンジン不調修理 流山
異音点検という事でご入庫いただきました。
点検してみると、1気筒失火している様な感じです。
ラフェスタの場合、写真のように、インテークマニホールドがエンジンの上にかぶさっています。
隙間もほとんどなく、このままですと点火系統の点検ができません。
このままお預かりできる場合は分解してしまっても良いのですが、今回は部品発注後の後日整備ですので、コンピューター診断機にて点検を進めます。
チェックランプは点灯していませんでしたが、2番シリンダー失火の故障コードが残っていました。
パワーバランスチェックで、2番が失火している事も確認しました。
走行距離が9万km超えているという事とインテークマニホールドを外さないと点火系統にアクセスできないという事を考えて、全気筒のイグニッションコイルとスパークプラグの交換をご提案しました。
部品発注後、後日再来店していただきました。
まずは、インテークマニホールドを外していきます。
ここを外してしまえば、写真の状態になり点火系統にアクセスできます。
外したイグニッションコイル
2番シリンダーの黄丸の部分が白く焼けているように見えます。
拡大して他と比べてみるとわかりやすいと思います。
ここからリークしています。
ここが絶縁不良の為、ここからシリンダーヘッドに電気が逃げてしまって、この先のスパークプラグに電気が流れず、火花が飛んでいないという事です。
左が古いもので、右が新品です。
比べてみると、スパークプラグもかなり消耗しています。
スパークプラグとイグニッションコイル全数を新しいものに交換します。
外したインテークマニホールドも、古いパッキンを外して、清掃後、新しいパッキンに交換します。
エンジン側のインテークマニホールドの取付面もご覧の様に汚れているため、清掃しておきます。
ここまでやってから、組付けに入っていきます。
外したもの全て組付けてエンジン始動
異常が無い事を確認した後、コンピューター診断機にて残っていた故障コードを消去
最後に試運転を行って、症状が直っていることを確認して修理完了となります。
今回は当店をご利用していただき、有難うございました。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成17年 | メーカー・ブランド | 日産 |
---|---|---|---|
車種 | ラフェスタ | 型式 | CBA-B30 |
費用明細
項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 消費税 | 区分 | 備考 |
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修理部品一式 | 1.0 | 49,700 | 49,700 | 課税 | 部品 | |
作業工賃 | 1.0 | 16,500 | 16,500 | 課税 | 交換 |
小計(課税) (①) | 66,200円 |
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消費税 (②) | 5,296円 |
小計(非課税) (③) | 0円 |
値引き (④) | - 円 |
総額(消費税込) (①+②+③) | 71,496円 |