ニッサン ノート ラジエータファンモータ交換 流山｜車検・点検・修理のグーネットピット

水温高温警告灯の点灯という事で、ご入庫いただきました。

写真は、イグニッションON時のものなので実際とは違いますが、中央の青と赤の温度計のマークが冷却水温の状態を示しています。
通常は、最初青色が点灯、エンジンが温まってくると消灯します。
これが、規定水温を超えると、赤色が点灯します。

オーバヒートの原因をあげると色々ありますが、冷却水洩れ、ファンの作動不良、冷却水の流れが悪い等、様々です。
点検の結果、今回はファンの作動不良でした。
完全な故障ではなく、回転が弱かったり、たまに回転しない時があるなど、故障の初期状態でした。

エンジンルーム向かって手前奥に見えるのが今回の交換箇所です。

この車両は少し作業しにくいので、フロントバンパーを一部外したりしています。

取り外すと、こんな状態です。

この車両は、部品の設定がモーターのみですので、ここからさらに分解します。
車種によっては、羽を含めた部品設定のものもありますが、単品の部品設定があると、部品価格が抑えられますので助かります。

写真のものがラジエータファンモータ単品です。

右が新品です。
これを入れ替えます。

ファンモーター入替後、車両に組付けて作動確認します。

今回の様に、完全な故障ではない場合、交換後の確認はさらに重要です。
冷却水温、ファンの作動、等確認していきます。

特に、回転時の状態を良く確認します。
交換前と交換後の回転状態を触って確認したところ、交換後の方が明らかに強く回転しています。
実際に比較するとよくわかりますが、交換前のものはやはりモーターが劣化していたようです。