BMW　F31　３２０ｄツーリング　ブッシュ１Ｇ締め直し　４輪アライメント調整　ヘッドライト光軸調整　【広島市　安佐北区　三入　シグナル　欧州車　輸入車整備　３Ｄアライメント　ハンター　車高調整　車高調　ダウンサス　山口　島根　鳥取】　　｜車検・点検・修理のグーネットピット

ＢＭＷ　Ｆ３１　３２０ｄツーリングの作業を行いました。

グーピットを見て遠路遥々県外からお越し頂きましたm(__)m


作業内容はブッシュの１Ｇ締め直し・４輪アライメント調整・ヘッドライトの光軸調整です。


事前にお問い合わせを頂いた際にブッシュの１Ｇ締め直しをすると車高が変化する（下がる）可能性がある事をお伝えしていて、場合によっては車高の調整もお願いします！との事でしたので（車高調が組まれている）最初にフェンダーアーチ高とジャッキアップポイントそれぞれの高さを測定してから作業に取り掛かりました。

アーチ高はフロントの方が高いですが、ジャッキアップポイント（車体の姿勢）はフロント下がりでした。

アーチ高でしかバランスを見ない方もいらっしゃいますが、前後のフェンダーアーチの大きさは全く同じという車もなかにはありますが、ごく一部のＳＵＶを除きほとんどの車はリアよりフロントのアーチが大きく作られています。
これは多分ハンドルを切った時にタイヤとフェンダーが干渉しない様にだと思います。

スライドドアの軽自動車や古い日産車なんかはリアのアーチが極端に小さかったりするのでアーチ高だけで車高を合わせてしまうと極端にヒップアップ状態になる事があるので注意が必要です。

当社では車高調を取り付ける際にお客様と車高の打ち合わせをする際に必ずフェンダーアーチ高と実際の車の姿勢との兼ね合いを説明するようにしています。
そのうえで実際の車の姿勢を重視するのか？それともパッと見の見た目重視でアーチ高を優先するのか？・・・しっかり話しをして車高を決める様にしています。

好みもありますし、これが正解！！って事は無いのでどうしたら良いか迷った場合は私個人的な意見もお伝えしますが、お客様の希望も聞きながら最適と思われる車高に調整しますので遠慮なくご相談下さい(^_^)v



フロントのブッシュにアクセスする為にはエンジンのアンダーカバーを取り外す必要があります。

しかし、カーボン製のリップスポイラーがアンダーカバーのボルトを隠すように取り付けられていたのでリューターで一部を削り無事アンダーカバーを外す事が出来ました。

こんなに必要無いでしょ！？って数のビスで止められています(>_<)

足回りが丸見えになったのでブッシュを締め直ししますが、こんだけ苦労してアンダーカバーを外してもフロントは左右で２ヵ所のみになります(>_<)

逆にリアはブッシュ点数が多いのと、トルクスを使ってる場所があったり、非常に狭い場所にボルトがあったりで大変です(>_<)

ブッシュの締め直しをしてリフトから降ろし、しっかり足回りを落ち着かせてから車高を測定します。


フロントはブッシュ点数が少ないので車高には影響しませんでしたが、リアは少し車高が下がりました。
が、車体のバランス的にはそれでもまだフロントが低い状態だったのでお客様と相談し、今回は車高調整はしなくてＯＫという事に！！


仕上げに4輪アライメント調整です！！

フロントトー・リアキャンバー＆トーをしっかり調整させて頂きました！！



最後にヘッドライトの光軸調整を行い今回の作業は完了です(^_^)v

この度は遠方にも関わらず当社に作業のご依頼を頂き誠にありがとうございましたm(__)m

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