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スズキ　ＺＣ３３Ｓ　スイフトスポーツの作業を行いました。



作業内容は部品持込みにてダウンサスの取付け・ブッシュ１Ｇ締め直し・４輪アライメント調整・ヘッドライト光軸調整です。


持込みされたのは当社ではお初のサスペンションプラス製ダウンサスです。

まずは養生をしてフロントから作業開始です！！

ストラットを車体から取り外し、スプリングコンプレッサーを使ってストラットをバラしてスプリングを交換します。
その際に一緒に持込みされたバンプラバーに交換します。

ブッシュの１Ｇ締め直しをする為に邪魔になるアンダーカバーを取り外してブッシュのストレスを開放しておきます。

リアはショックアブソーバー下部の取り付けボルトを外してミッションジャッキでタイヤを支えておいてアクスルビームを下げてスプリングを交換します。
その際にヘッドライトレベライザーのセンサーやＡＢＳの配線が突っ張って壊れない様にクランプやボルトを外しておきます。

スプリング交換が終わったら２柱リフトからアライメントリフトに移動させ、１Ｇ状態で開放していたブッシュを締め付けします。



フロントロアアーム

リアショック取付け部

アクスルビームの取付け部はフェンダーライナー（プラスチックのカバー）のクリップを数か所外してライナーをめくって隙間からエクステンションバーを使って締め付けします。

１Ｇ締めしたらアンダーカバーやライナーを取付けして次は４輪アライメント調整です。

ダウン量はメーカーのカタログによれば２５～３０ｍｍダウンという事ですが、たかが２～３センチのダウンでもフロントのトーはアウト（ガニ股）になっており、ハンドルのセンターもズレていました。

ハンドルのセンター出しを行い、基準値に収まる様に調整をしたら最後にヘッドライトの光軸調整です。

リアのアクスルビームに付いているオートレベライザーのセンサーが車高の変化を感知し、本来は前後共に車高が落ちているにも関わらずリアだけ車高が下がってウイリー状態になったと勘違いし対向車に眩しくない様に光軸を下げてしまいます。

２～３センチの車高の変化でも基準値から外れ下向きになっていました(>_<)

赤いラインが緑の部分（すれ違い灯１ｍ以下合格範囲）よりも下になっているので合格範囲のど真ん中に調整しました！！


これにて作業完了です！！



Before

After

低過ぎずジェントルな感じのダウン量ですね！！(^_^)v




この度は作業のご依頼誠にありがとうございましたm(__)m

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