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フォルクスワーゲン　ゴルフⅦの作業を行いました。

作業内容は部品持込みでダウンサスの取付け・ブッシュ１Ｇ締め直し・４輪アライメント調整・ヘッドライト光軸調整です。


持込みされたのはＨ＆Ｒのダウンサスでした。

フロントはストラットがナックルに刺さっているタイプなので脱着がかなり大変です(T_T)

マル秘な工具を使用して取り外します！！

この工具が無かったら数倍の時間が掛かるでしょう。

設備投資と経験が大事です！！（爆）

場合によってはナックルごと取り外さないといけない場合がありますが、今回はストラットのみで取り外す事が出来たのでラッキーでした！！


車体から取り外したストラットを分解してバンプラバーをカットし、ダウンサスを組み付けて車体に戻します。

ブッシュの１Ｇ締めはいつもアライメントリフトに移動してから行っていますが、この車は下回りがアンダーカバーでゴッポリ覆われていてタイヤを外さずに車体下側から１Ｇ締めする為にはカバーを取り外す必要があるので、２柱リフトの場所でリジットラックで車体を支えて１Ｇ締めを行いました。

リアスプリングはロアアームと車体に挟まっているタイプです。

ミッションジャッキを使ってロアアームをブランとさせてスプリングを交換します。

アライメントリフトに移動させ、リアのブッシュの１Ｇ締めを行います。

足回りの上下に伴い、トレッド幅が大きく変化する足回りの構造みたいで１Ｇ状態にするとリフトのスリッププレートはこんなにズレていました(>_<)

１Ｇ締めの後は四輪アライメント調整です！！

測定結果です。

調整後です。

ダウンサスを組む前からハンドルのセンターがズレていたという事でしたが、調整後はハンドルのセンターもバッチリです！！(^_^)v




最後にヘッドライトの光軸調整を行います。


リアの足回りにオートレベライザーのセンサーが付いており、車高が下がるとセンサーはリアだけが沈み込んだ（ウイリー状態になった）と判断するので対向車に眩しくない様に
ヘッドライトの光軸を下げられてしまいます。
でも実際は車高の前後バランスはそのままなので結果的に光軸は低い状態になり手前しか照らさなくなります。
車によってはフロントの足回りにもセンサーが付いており、前後の車高バランスを監視している車両があるのですが、この場合は光軸が大きくズレる事は無いのですが・・・。


ダウンサスを組んで光軸を測定した結果です。

基準値から大きく下向きに外れていますね！！(>_<)




基準値内に収まる様に調整します。

調整後です。

車高も高過ぎず低過ぎず大人な感じで格好良くなりました！！(^_^)v





Before

After

この度は作業のご依頼誠にありがとうございましたm(__)m

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