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新車のアルファードに車高調を取り付けさせて頂きました！！

走行距離は１１キロです！

作業前にボディに傷が付かない様にしっかり養生をおこないます。

取り付けする車高調はＩＤＥＡＬ（イデアル）社のＴＲＵＥＶＡという商品です。

まずはリアから作業を！！

ショックアブソーバーは簡単に脱着が出来ますが、スプリングはロアアームとボディの間に挟まっているので大変です。
純正を外す際にはスプリングがメッチャ長いのでロアアームの取り付けボルトを外してもなかなか出てきません。
車高調のスプリングは短いので組む際は簡単にはまりますが、ジャッキでロアアームを元位置に返してもボルト穴がなかなか一致しないのでコツが必要です。

スプリングを組み込んだ際に気付いたのがバンプラバーの長さ。

お客様の希望の車高が低かったのでバンプラバーをそのままにしておくと
すぐにバンプタッチしてしまい、乗り心地は最悪な事になります。

なのでバンプラバーをカットして取り付けさせて頂きました！

続きましてはフロントの作業です。

通常はアッパーマウント部分にアクセスする為にフロントガラス前側のカウルトップ（ワイパーが付いてる部分）の脱着が必要です。
かな～り狭くて手を入れるのもしんどいぐらいのスペースしかありませんが、当社は色んな工具を取り揃えているのでカウルトップを外さずに作業しました。

「急がば回れ」ということわざがありますが、場合によっては必要以上の部品を脱着する事によって結果的に確実かつ早く作業出来る場合がありますが、今回は必要最小限の部品脱着により部品の破損や傷が付く事を回避出来ると判断しての作業でした。

長年の経験により臨機応変に作業しておりますので安心してお任せください！！


純正の足回りから

車高調に交換完了です！！

車高を決めたら最後にブッシュ類に負担が掛からない様に１Ｇ締め付けをして
アライメント調整をしたら完成です！！

あっ、１Ｇ締め付けとは・・・足回りのアーム類の取り付け部分にゴムのブッシュという物がありますがこれは元々車高が高い状態で締め付けられています。車高が上下する際にブッシュはねじれる（回転する）方向に作用するのですが、車高が下がると常にねじれた状態で保持されているのでブッシュへの負担が大きく、そのままにしておくと通常よりかなり早く傷んでしまい千切れてしまったり異音が出たりします。
あと、ブッシュは元々の車高の高かった位置に戻ろうとする力が常に働いているので乗り心地にも影響が出ます。
なので、車高が決まったら各ブッシュの取り付け部分を一度緩めて締め直す事によりブッシュのよじれを無くす事でブッシュの寿命を延ばしたり乗り心地をよくする事が出来るのです。
これが１Ｇ締め付けという作業になります。




あとはホーンの交換と、レーダー探知機を付けて納車させて頂きました！！