Ｃ３３　ローレル　ワンオフマフラー製作　マフラー加工　マフラーかさ上げ【広島　ＴＩＧ溶接　チタン溶接　アルミ溶接　ステン溶接　安佐北区　安佐南区　西区　東区　南区　中区　安芸区　佐伯区　安芸高田　東広島　呉　山口　島根　岡山　福山】｜車検・点検・修理のグーネットピット

日産　Ｃ３３　ローレルの作業を行いました。

ワンオフマフラーの製作で県外からのご依頼です。

触媒後のマフラーをワンオフで製作しますが、フロントパイプが車体の下にかなり出ているので腹下に沿わせれるのであれば加工して欲しいとの事だったのでフロントパイプのかさ上げ加工も行います。

現状を確認するとオートマからマニュアルミッションに載せ替えした際に（公認済み）マフラーハンガーの位置が変わったのに無理矢理１本止めで固定されていました。
（１本止めするにもかなりゴムに負担が掛かっている状態でした）

なのでステーもワンオフで作る事に！！


まずはフロントパイプのかさ上げ加工を行います。

ワンオフマフラーは保安基準に適合する様に製作しますが、車両の売却等・・・何らかの理由で純正マフラーに戻す事があった場合に困るので触媒とリアマフラーの位置関係が狂わない様にフロントパイプを加工します。

フロントパイプを外して遮熱板を外してエキマニに近い部分で３０ｍｍカットしました。

パイプが真上を向いているのであれば単純にかさ上げだけ出来ますが、斜めになっているのでかさ上げされると共に前方向にも短縮されてしまうので腹下のストレート部分も切断してピース管を製作して延長します。


全ての工程を現車に合わせながら何度も仮合わせ・仮溶接・取外し・本溶接・・・・・・その作業を永遠と繰り返します。
何度もというのは細目に部分的に製作していく必要があるからです。
というのも、前から後ろまで一気に製作（仮溶接）してしまうと本溶接した時の熱の歪みや収縮による角度の狂いや長さの誤差が大きくなるのです。

なので、ある程度のレイアウトが決まったら本溶接出来る部分はどんどん仕上げていっとかないと仮溶接した時には良くてもいざ本溶接して車体に取付けしたら干渉する部分が出たり出面が変わったりします。

今までの経験を生かして最善と思われる工程で仕上げていきますが、それでも今回は完璧！！って事は１度も無くお客様には分からない部分かもしれませんが何処かに失敗や妥協する部分がありますね～(T_T)



いきなりですが完成です！！

Before

After

ＮＡならではの甲高い音が希望との事だったので細いパイプを使用し、更に通常当社では１．５ｍｍ厚のパイプを使用していますが、今回は１．２ｍｍ厚にしました！！
狙い通りでかなり良い音になりお客様も満足されていました！！
音量も狙い通りでインナーサイレンサーを入れる事も無く車検にも通る音量になりました！！



この度は遠方にも関わらず当社に作業のご依頼を頂き誠にありがとうございましたm(_ _)m

• ワンオフマフラー
• マフラー加工
• 広島
• 溶接
• マフラーかさ上げ