日産　クリッパーバン車検整備・オイル漏れ修理・プラグ交換、タイロッドエンドブーツ交換、ブレーキ交換作業実施 ／車検・整備・見積もりもお任せ下さい！｜車検・点検・修理のグーネットピット

ニッサン クリッパーバンの車検整備と修理で入庫頂きました。

オイル漏れが酷く、オイルパン・エンジンの後ろ側(リアシール)・上側(ヘッドカバー)からオイルが漏れてしまっていました。
清掃して車検を通すことも可能でしたが、修理の見積もりをし相談した結果、修理することとなりました。
その他、タイロッドエンドブーツが左右共に破れてしまっていたり、ブレーキパッド・ライニングの残量がわずかだったため同時に交換となりました。

まずはオイルパンを外して液体ガスケットをキレイに清掃します。エンジンの熱などで少しずつ劣化し、オイルが滲んだり漏れる原因となります。

続いてエンジンのリアシールを交換するためミッションを外します。

リアシールはエンジンとミッションのつなぎめにあるシールで、ここもエンジンの熱を直に受けるためオイルが漏れやすい箇所になります。案の定外したシールは熱でパキパキに固くなってしまっていました。

シールの交換を終えたらミッションを元通りに組み付けて、オイルパンに新しい液体ガスケットを塗って組み付けました。

続いてエンジンの上側のカバーのガスケットの交換です。
カバーを外すためにイグニッションコイルとプラグを外すと、イグニッションコイルがオイルまみれになってしまっていました。これはカバーに付いているプラグホールガスケットが劣化してしまったためです。今回はカバーのガスケットとプラグホールガスケットも同時に交換します。

タペットカバーを外したところ、エンジンの状態は…これまでのオイルの管理が悪かったせいかあまりいい状態ではありません。この車は今回が初めての当店の作業でした。多走行車とはいえ、エンジンの状態はそれまでのメンテナンスにより大きく異なります。オイルメンテナンスの重要性を感じます。
カバーを洗浄し、こびりついたオイルのカスを取り除いてガスケットを交換しました。

ここまでで一通りのオイル漏れの修理が終わりました。オイルを入れ、オイルエレメントも交換し、試運転をして様子を見ます。

プラグ、エアエレメント、ブレーキパッド、ブレーキライニング、ストップランプ、タイロッドエンドブーツ左右、ワイパーゴムなどその他の部品も交換しました。
18万キロ近く走行しているお車ですが、まだまだ元気に走ってもらえるようにお客様と相談させて頂いた上で、今回しっかりと整備を行いました。
長く車を使用しているとシールやガスケットなど部品の経年劣化は避けられません。早めに原因を見つけて対処することでトラブルが起こる可能性を下げられますので、点検整備は確実に行うようにしましょう。

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