FIT GD1 ｴﾝｼﾞﾝﾏｳﾝﾄ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご紹介する作業は～

こちら！！

最近あんまり見かけなくなってきましたが～
FIT度が一番濃いと思われるGD1のFITのエンジンマウント、トランスマウント交換です！

こちらのフィット。
とても素晴らしいコンディションで、まるで２０万キロも走っているとは思えないほどピカピカ艶々で異音はもちろんのこと、不具合は一切ないとても溺愛されている車両です。
気を使っていればいつまでもいい状態を維持できるというお手本中のお手本のようなスバラシイ個体です。

こちら、エンジンｻｲﾄﾞﾏｳﾝﾄです。

左がお疲れ様で、右がこれからヨロシク！

見た目にはそんなに劣化している感じはありませんが、捩ってみるとやはり柔らかくなってしまっていました。
エンジンの振動の周波数とマウントの周波数をずらさないとエンジンの振動を減衰できなず共振して振動のもとになります。ですが、固めすぎても減衰できないので硬ければいいというものでもない難しい部品なんですエンジンマウント。

こちらがリアマウント。

左がおニュー（死語）右がいままでの。

こちらはﾌﾞｯｼｭ容量も小さいので明らかにゆるくなっており、見た目にもくたびれていました。

これがトランスマウント。

拡大写真でわかるように、ﾌﾞｯｼｭにしわがよっていますね。

おつぎはウォーターポンプの交換です。
実はマウント類もウォーターポンプも二回目の交換のこの車両。

ウォーターポンプはね～
ポンプインペラー（中の羽）も細かな傷や欠けが発生していて、手で回してみても回転が渋くなってましたとさ。



ドライブベルトも交換して作業完了！！

エンジンの冷却水も古くなってくると、消泡作用（泡立ち抑制効果）が悪くなってきて、ウォーターポンプを痛めます。
最近のｳﾙﾄﾗﾛﾝｸﾞﾗｲﾌｸｰﾗﾝﾄでも気休め程度のロングライフ化なので、車検の時には交換するとか、クーラントの性能復活剤を入れるとかした方がいいですね。
性能復活剤。いいのあります(笑)

こちらのＦＩＴ。
これからもずっとずっとオーナーさんに愛されて何万キロ走るんだろうなぁ～

ウチで診させていただいてるＦＩＴで一番状態のよろしいＦＩＴです！

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