車検【Fit GE6】｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご紹介させていただく作業は・・・。

2008年式ホンダフィットの車検整備についてです。

どうして、こちらのフィットをご紹介するかというと・・・。

イチ
ジュウ
ヒャク
セン
マン
ジュウマン。。。

はい。
なんと。
ジュウハチマンハッセンキロメートルも走行しているフィットさんです。

見た目はちょっとくたびれています。
188000kmも走行していますから、ちょっとした傷や凹みはもちろんあります。

以前は後方より大型のSUVからオカマを掘られての修復歴(かな～りぐっちゃり）もあります。

ですが、今回の車検でこちらのフィットで行った基本点検以外の作業はというと。。。

トルコン太郎でのCVTF交換のみです。

エンジン周りは特に問題なく。
足回りも、ブレーキ周りも問題なく。
下廻りの錆の発生も全くないわけではないですが、
走行距離の割には悪い状態ではなく、

でも、とってもこのフィットを大切に乗っておられるお客様で、
CVTのオイルは換えてしまいたいとのこと。
もちろん、トルコン太郎を使用しての圧送循環で交換させていただきます！！

もちろん初めて交換するわけではなく、
12ヶ月点検でも、車検でも、毎回CVTFの交換をしているので、
お客様としては当然のご依頼なのだとおもわれます。
距離としては2万キロ前後毎で交換している感じです。

そんなわけですから、当然CVTFの汚れもほとんど目立つことなく。。。

通常、5ℓくらいの圧送循環ではこんなに綺麗になりません(;^_^A
（上の写真の右側のカプセルのオイルが車両から抜けてきている途中のCVTオイルです）

正直、まだCVTFの交換は必要ないのではないですか？
と言いたいくらい。

とまぁ。何が言いたいかといいますと。

こちらのフィットさん。
洗車こそそんなにしてもらってはいないのですが、
オーナーさんがとても心配症でモノを大切に扱う方で、内装の掃除は欠かさないし、
少しでもいつもと違うことがあるとすぐに連絡をくれてご来店していただいているのです。

もちろんオイル交換は毎回5000kmを待たずして行い、12ヶ月点検も欠かしません。
そのたびに、不具合につながる箇所や不具合があればすべてのメンテナンスをさせていただいています。

なので、とても状態が良いのです。

エンジンはしっかり回るし、足回りからの異音もほとんどなく、ブレーキもしっかり効きます。

こんなに走行距離が伸びていても、乗っていて不安がありません。

これくらい気を使って使っていれば、
永く一台のクルマに乗り続けられるのでしょう。
まだまだ買い替えてくれるご様子はありません(笑)

以前もここで書きましたが、
クルマは機械です。

メンテナンスをしなければ傷みは進みますし、
メンテナンスをしていても、消耗品はどんどん消耗していくのです。

90年代後半くらいからのクルマって、雨の日も晴れの日も雪の日も暑い日も寒い日も心地いい日もいつでもそれなりに調子よく走ってしまうからユーザーさんは気が付かないのかもしれませんが、とても過酷な条件で仕事しているんですよね。

そんな条件でもへこたれないのは、メーカーさんが優秀な製品を作ってくれるからっていうのが大前提なのですが、まめなメンテナンスを欠かさないということも大切なのだと思います。

実際に、気を使ってお使いいただいているユーザーさんのおクルマは、過走行車でも調子よく走りますからね～( *´艸｀)
このフィットさんのように。