AZR60G トヨタ　ノア　キャリパーオーバーホール　ブレーキパッド交換　和歌山市　M's AUTO　エムズオート｜車検・点検・修理のグーネットピット

AZR60G トヨタ　ノアのキャリパーオーバーホールとブレーキパッド交換を行います。
今回の車両は停止した状態でブレーキペダルから足を離して徐行しようとしても動かず、アクセルを踏み込まなと進まない大変危険な状態でした。
ブレーキは効いていたので、キャリパー内のピストンかスライドピンが固着してブレーキペダルを離しても、ブレーキが効いた状態が続いていると思いますので、さっそくキャリパーを点検します。

こちらがキャリパーです。ローターを回してみようとしても動かず、かなり固着が激しいと思いました。
スライドピンは動いていたので、ピストンかと思い、点検するとかなりの錆びがありました。

キャリパーを取り外し、ピストンを抜き、ダクトブーツなどを取り外しました。
ピストンとピストン内にかなりの錆びがあり、この錆びが原因でピストンが固着し、ブレーキペダルを離してもブレーキが効いた状態になり、なかなか車が動かなかった原因です。

ピストンとピストン内の錆びをペーパーとブラシで落として、ついでにスライドピンも清掃します。
ダクトブーツとリングは再利用せず、交換し、グリスを塗り、元通り組んでブレーキパッドを交換します。
最後にブレーキフルードのエアー抜きをして、試運転を行い、異常、異音がなく、徐行もできて調子が良くなったので、作業完了です。

今回のようなブレーキ周りの異常は大変危険で、この錆びを放置していると最悪の場合は事故に繋がりますので、ブレーキ周りの点検整備は大事です。車検の際に点検整備を行いますが、それも一年に一回か二年に一回なので、日常の中で、異変に気が付けば放置せず、すぐにプロの手による、点検整備を行ってください。車の異変や異音は故障のサインです。
車の異変や異音を感じたらぜひ、Ｍ’ｓ　ＡＵＴＯにお任せください。ご連絡お待ちしております。