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2019年04月10日 10:45ハーレー ファットボーイ 11年越しの復活 その1
ハーレー・ダビッドソン ファットボーイの整備です。
型式:FLSTF
年式は平成13年11月
兄所有のハーレーでありますが、11年間我が家のコンテナに眠っておりました。
正直言って邪魔以外の何物でもありませんでしたが、兄本人の希望によりこの度復活する運びとなりました。
何の心境の変化があったのでしょうか?
きっと人生に疲れたのでしょう(笑)
最後の車検切れは20年5月です。
エンジンはすんなり始動してくれるのでしょうか?
一見、綺麗そうに見えますが、問題は山積
前からのショット
ソフテイルっていうのでしょうか?
1500㏄という事もあって、でかく存在感はありますね。
ちなみに僕はハーレーは嫌いです。
体に合ってないんよね~
近くで見ればかなり表面が錆びてボロボロ。
かつて兄が和歌山の串本町に住んていたときに潮風にさらされてボロボロになったようです。
新車価格200万円オーバーの車両。
ハーレーが泣いてるぜ!
ハーレー乗りは乗った時間分磨かなくてはいけません!
どこまできれいにできるかな?
それでは作業に入ります。
まずは基本のスパークプラグです。
11年放置なので迷う事無く新品と交換です
スズキの軽自動車にも使われるNGKのDCPR7Eと同じです。
国産に変更です。
次にシリンダー内を点検してみます。
弊社の秘密兵器。
ファイバースコープです。
プラグホールから侵入
これがシリンダー内の画像です。
とってもきれい!!
下3分の1に写っているのがピストンのヘッド部分です。
シリンダー内壁は錆も無く良好。
キズの様に見える線はホーニング加工と言って、オイルで潤滑する際にノリが良くなるようにあえて傷をつける加工です。
シリンダー内が綺麗な事を確認したので、シリンダー内に少量のオイルを流し込み、潤滑されていない状態でのクランキング(ドライスタート)を防止します。
次はキャブレターを点検します。
エアクリーナーBOX
蓋をあけて、エアクリーナーを点検。
割ときれいなので掃除のみで再使用する事とします。
キャブレターの状態。
こちらも始動出来ないほどの状態ではないので掃除は後回しにする事にします。
この車両のキャブレターはツインキャブではないし、キャブの構造も簡単、しかも取り外しが容易!
ヤマハのV-MAX(Vツイン、ツインキャブ)なんかと比べたら整備性最高ですね。
直4エンジンの4連キャブだったら正直バイク屋に持って行ってくれってなりますよ。
後は、ガソリンタンク内、パイプ内の11年越しの古いガソリンを抜き取り、新しいガソリンを入れます。
それでは、始動開始です。
とりあえず、臨時のバッテリーを繋ぎ、
スイッチON!
通電確認。
走行距離13256km
燃料計不動!
あせってはいけません
トーシローはここで点火してガンガンエンジンを回そうとします。
しかし、ここはプロ。
最初は点火せずオイルを回す為にプラグケーブルを抜き、しばらく様子を見ながらクランキング。
オイル警告灯が消灯し、クランクメタル、カム等にオイルが回ったであろう所を見計らって、火入れ。
しかし、なかなか点火しません。
スロットルを何回かひねって加速ポンプを作動させ、燃料を少し多く送り込む。
始動成功!
気持ちいいな~
動画をお見せできないのが残念。
しばらく音を聞いて調子もよさそうなので、今日の所は作業修理
その2に続く・・・
対象車両情報
| 初年度登録年月 | 平成13年 |
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