- 電装系修理
- マツダ キャロル
- 作業時間:1時間
2021年11月29日 19:15キャロル、大漏電
先日、アルトの貰い事故で、キャロルに乗り換えられたお客様より連絡あり。
エンジンが全く始動しないの事。
保険の特約にあるロードサービスを利用し、入庫して来られました。
早速点検です。
新品のバッテリーが完全放電しています。
電圧ゼロです。
普通のバッテリー上がりでこんな状態になる事はめったにありません。
ジャンプスターターを繋いでエンジン始動しても、外すとすぐにエンジンが止まります。
納車してすぐの故障で、お客様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
こちらの責任!と思いながら、故障診断を進めます。
とりあえず、バッテリーを取替て、車をうごかそうとしました。
が!!
マイナスターミナルを繋いだ途端に激しく火花が散ります。
ターミナルが解けるほど大電流が流れています。
ただ事ではありません。
特に電気系統を改造していませんし、高年式の車ではなかなか考えられません。
普通なら、フュージブルリンク(おおもとのヒューズ)が焼き切れて電流が流れないはずです。
バッテリーからフュージブルリンクを通さずに大電流が流れるところ。
それはスターターモーター(セルモーター)だろうと目星を付けます。
スターターモーターのB端子(バッテリーに直接つながっている配線)を外すと、バッテリーのプラス端子とボデーアース間の抵抗値がぐんと大きくなります。
バッテリーも正常に繋げます。
セルモーターを取替て作業終了。
残るは原因究明。
お客様が代車に乗り換えて帰宅される際に、エンジンが掛かっているにも関わらず、セルモーターを回し続けてたのを思い出しました。あわてて静止したんです。
今回の故障は、セルモーターがエンジンに回されて焼き切れたのが原因でした。
納車時に、エンジンの掛け方を良く説明し、エンジンを掛ける練習をして頂いて完了です。今回だけは保証整備で、次回は有料である事をお伝えして全て終了。
ずっと以前から癖がついているキーの回し方をしてたそうで、今までトラブルが無かったのが不思議でした。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成29年 | メーカー・ブランド | マツダ |
---|---|---|---|
車種 | キャロル | グレード | GX |
型式 | DBA-HB36S |
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