スズキ　ラパン　ハンドル　低速走行時　振動？｜車検・点検・修理のグーネットピット

低速走行時にハンドルが振動するということでご入庫しました。
30km/hくらいまでがひどく、50km/hくらいになるとわかりにくくなるとのこと。
走行テストをしてみると、発進後すぐに不具合を察知。タイヤの回転に合わせて、ハンドルとボディが大きくゆっくりと揺れます。
タイヤの不具合？足回り？電動パワステ?いろいろと想像を膨らませながら、リフトアップして擬似走行状態にしてから確認開始。・・・すると、即発見しました。左前タイヤがブルンブルンしながら回ってるのを。
エンジンを止めて再度確認すると、見事にタイヤが変形していました。変形部が膨らんでいるのでタイヤが回るたびに車体がガックンガックンなるわけです。
いろんな要素が絡み合っての不具合なのだと思いますが、おそらくタイヤの内部のコードの切れや剥離などが考えられます。
そのまま気づかずに走行を続けていると、最悪の場合バーストして事故につながる可能性もあります。
今回は４本とも同時期のもので残り溝も少なくなっていたため、タイヤ４本交換をさせていただきました。当然、その後は良好です。