エアコン効き不良　特に暑い日　新潟市　南区　ハイゼット｜車検・点検・修理のグーネットピット

最近は大分涼しくなってきましたが、時折14時～１５時あたりはまだまだ暑い日もありますね。そんな時にお客様よりエアコンの効きが悪いとのご依頼。まずは問診でどういう症状か確認し、エアコンの掛け始めやそんなに気温が高くない日は効くとのこと。まずは風の冷たさを体感してみると若干弱いかなぁ～！？と思える程度でしたが、確認した日が猛暑の日ではなかったせいもあるのでしょう。早速マニホールドゲージをつけて数値を確認してみるとガスの充てん量はOKでしたが若干、低圧側高圧側共に高め。同時にエアコン周りを目視で確認。で、原因はおそらくですが特定できました（笑）キーワードは「農家」というところです。

お客さんに説明し、外してみないとなんとも言えませんが、と曖昧なことを冒頭から言ってます。というのも、経験上間違いないんですが、こればかりは外してみないと見えない個所のため、どうしても了承を得てからでないと作業はできないんですね（苦笑）。了承を得て作業にはいり、答えは写真で見ての通りラジエーターの目詰りで、この目詰まりにより風の通りが悪くなり冷却不足を起こしエアコンが効かなくなるという症状ですね。最悪エンジンのオーバーヒートも招きかねません。農家さんは田んぼや畑に行くのが仕事、そこにはどうしても草むらの中や米のモミがつきものでエアコンのコンデンサは通り抜けるのですが、その後ろにあるラジエーターの方で引っかかって徐々に詰まっていくんですよね。

コンデンサーの方は大したことないのが分かるかな～。こちらはエアブローで清掃。

ラジエーターの方は、高圧洗浄機にて逆側から洗浄してあげます。軽の場合、大抵１層ラジエーターなので、これで落ちますね。光っているのは裏側からライトをあてて目詰まりがとれているか分かるようにしてます。普通車のトラックあたりになると場合によっては２層ラジエーターを使ってますので、その場合取れきれないこともあり、その際はﾗｼﾞｴｰﾀｰ交換となることもありますが、今回はこれでＯＫでしょう。

あとは組み付け直して、冷却水の補充ならびにエア抜きをして完了です。