プリウス　純正ドライブレコーダー取替　ZVW51　ディーラーオプション　中古持ち込み取り付け｜車検・点検・修理のグーネットピット

本日の作業は
ZVW51プリウスのディーラーオプションのドライブレコーダーを
交換していきます

元々ディーラーオプションのナビ連動が付いている車両なのですが
エラーが表示されウルサイのでドライブレコーダーの付け根の部分で
切断下とのことで、ディーラーでドライブレコーダーの金額を聞いたら
すごい金額だったようで、中古を探してお持込頂いた感じになります

作業的にはフロントカメラのみなので比較的簡単な方かと思うのですが
ナビゲーションを外すのとA ピラーの内張りの脱着が必要になります

まずは、オーディオのパネル部分ですが
ビスは１つも使っていません、爪でハマっているだけなので
工具も必要ないです、
ただ、一応トヨタの車両には珍しく画像の赤矢印部分に
切欠きが有るので、最悪外れにくければ内張り外しや
プラスチックのヘラなどを入れてパネルを浮かせることは可能です
＊入れ方や無理にこじるとパネルやダッシュボードに傷が入るので
ご注意ください

よく見ないと分からないのですが
位置的にはこのあたりを覗き込むとあります

切欠きがあると言ってもこの程度のうっすい切欠きなので
マイナスドライバーみたいなものでコジレば、ほぼ傷又は痕になるので
プラスチックの内張り外しとかプラスチックのヘラにしておいたほうが良いかと思います
ちなみに私はまず工具を使わずに外します
コツみたいなのが有るのですが文字や写真では説明ができないので
申し訳ない

パネルが外れたらカプラーを外すのですが
ハーネスを固定しているバンドが良く出来ていて矢印のように９０度
回すと外れるので壊れることなく外せます

次にAピラーの内張りですがこの中にエアバックが入っているので
注意して外します

内張りを浮かせると画像のようにストラップが付いているので
このストラップも先程のように
溝に合わせてラジオペンチみたいな物で回して上げると外れます
間違えても切断しないように！！
切断してしまった場合ディーラーで新品を購入してください
このストラップが付いていないとエアバックが展開した際
内張りが物凄いスピードで飛んできます

次に元の配線を外していくのですが、まあ汚い
こちらの車両ですが純正のドライブレコーダー以外にも
ケンウッドのデジタルミラーが付いていて、納車時にお聞きしたら
某量販店で取り付けをしたとの事で

画像のように適当に結束バンドで固定したり
ぐちゃぐちゃっと詰め込んだりする分には異音が出たりグローブボックスに
引っかかる程度で済のですが

問題はリアカメラの配線で
エアバックの上に配線通して更に車両ハーネスに適当に固定している
もしこの状態でエアバックが開いた場合、
ちゃんとエアバックが開かない
もしくはエアバックが配線を引っ張って、デジタルミラー吹っ飛ぶか
どちらにしても、危険すぎます
エアバックが開く際およそ時速３００㎞で開きます
一瞬で開きますがミラーが飛んできたら危ないですよね？？
量販店さんも気をつけていただきたいです

というわけで
結束バンドを全て外してリアカメラの配線を
エアバックの下を通し直して固定しました

純正ナビ連動のドライブレコーダーなのでナビゲーション裏に接続するのですが
最近のナビゲーションがセキュリーティー機能がついているものが多く
電源ハーネスを外してしまうとパスコードを入力しないと起動しないので
必要のない部分には触れずにドライブレコーダーの配線のみを交換します

これで完了なのですが
中古品なので
この状態で作動確認をします

恐れていた通り
エラーが消えません
なので電源コードも交換、が症状変わらず
お客様に連絡をして、とりあえず仕方ないのでこれで大丈夫との事で
そのまま設置しました
納車時に一度マイクロSDカードを交換してみてくださいと
説明をしましたが、改善されたかはわかりません

中古品をご購入の際は十分に確認と注意をしてください

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