ＭＩＮＩ　R60　ドライアイスブラスト洗浄　エンジンチェックランプ点灯　新潟｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンストした事でEGRバルブを交換し、症状は改善したがエンジンチェックランプは消えないという事でドライアイスブラストと故障診断をさせて頂きました。

走行距離は約10万キロです。
先にドライアイスブラスト洗浄！

スッキリ綺麗になりましたが、ここから沼にハマってしまいます。
他店舗でEGRバルブを交換し症状は良くなったがチェックランプは消えないという事でBM純正機のISTAでEGRバルブの作動チェックを行うと全く動きません。

エアフロのエラーコードも拾ってるのでEGRと同一ハーネス束になってるので配線関係も調べていくとコネクターの形状が一緒でエアフロとEGRコネクターの差し間違いになってる事が分かりました。
改善するかと思われた症状はエアフロのエラーは無くなりましたがEGRのエラーは改善されず全く変化なし。

アクティブテストで強制的にEGRバルブを駆動させても動きません。
念の為PWM制御が機能してるかオシロで点検。

駆動信号は問題ない事からEGRバルブを差し間違いした事によるEGRバルブが故障した事で確定した為、ほぼ終わりに近い事をお客様に報告。

後はEGRバルブを交換で終わりのはずでした。
もちろん取り付け前に駆動モードに入れて新品のEGRバルブが動いてる事を確認して取付。
のはずがEGRバルブのエラーがまだ残っております…

診断に間違いは無かったはずでしたが、空圧式のEGRアクチュエーターもこのエラーとの関連性は全くない訳でなかった為、制御信号やアクチュエーターの単体点検も行い問題なし（ ; ; ）

やはりまたEGRバルブの不良で間違いありません。
EGRバルブのポジション信号に不具合があり、再度新品部品の交換で不具合は全て完治いたしました。

人が作った不具合と想定もしない新品部品の不具合に困惑してしまいましたが一番困ったのはお客さんですね。