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こんにちはサービス部の太田です!

今回はホンダ　エヌボックスの車検整備のご案内です。

こちらの車両は定期点検なども受けていただいているのでブレーキ装置にも特に不具合はありませんでした。

毎度の事ですが車検整備の際は必ずブレーキの分解清掃調整が含まれます。

定期点検などを受けていただいてるお客様は1年に1度ブレーキの分解を行っているため不具合が比較的少ない傾向にあります。
一方で定期点検を受けられないお客様の場合、乗用車で約2年間ブレーキを確認することなくお使いいただいてると言うことになります。

ブレーキ装置には大きく分けて2種類あります。(乗用車)

ディスクブレーキ
ドラムブレーキ
の2種類になります。

それぞれ特性が違いますが、一般的に前側のブレーキにはディスクブレーキ、後側のブレーキにはドラムブレーキが採用されています。4輪ともディスクブレーキのタイプもあります。

古い車ですと4輪ドラムと言うパターンもありますwww

現在ではトラック以外ではほぼ見かけませんね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

こういったブレーキ装置には必ずと言っていいほど油圧装置が使われております。
この油圧装置の特徴として油を使用すると言うことが挙げられます。

基本的に油を使用すると言う事は定期的に油の交換が必要になると言うことを示します。

ご家庭でも天ぷらを揚げた油を1年も2年も使用はしないと思いますのでそれと同じことが言えます。

特にブレーキオイル(ブレーキフルード)には水分を吸収しやすいと言う性質があります。そのためブレーキフルードは定期交換(メーカー指定)の部品となっております。

もしブレーキオイルを交換せずに使用し続けた場合、ブレーキオイル内に水分が含まれます。

その水分がブレーキ配管内で熱により沸騰することでベーパーロック現象と呼ばれる現象が起こります。

これはブレーキの配管内に気泡が発生しブレーキの効きが著しく悪くなる現象です。

もしブレーキを多用する山道などでブレーキ装置が過熱しブレーキオイルが沸騰してしまうようなことがあれば下り坂でブレーキが効かずに前の車に激突する、またはブレーキが効かずにそのまま崖下へ落ちてしまうなど想像もしたくないようなことが待ち受けているかもしれません。

多少オーバーなシチュエーションかもしれませんがありえない話でもありません。

定期交換が必要なのには理由があります。

数千円の費用を削って命をかける必要はないと思います。

点検時に必要なメンテナンス等はご案内させていただきますのでご安心ください。

車検点検は館林市にあるヤスマ自動車へぜひご相談ください。

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