RN1ステラカスタム車検整備！｜車検・点検・修理のグーネットピット

お世話になります。
連日北のミサイルが気になりますが、みなさんいかがお過ごしですか？
さて、今回はステラカスタムの車検整備です。
通勤車両のため、H20年車ですが40000キロ台と走行は少なめです。
しかし、ゴム類は距離では無く、年数でいたむモノです。何だか怪しい気配が・・・。
2交代制のお仕事をされてるお客様とスケジュール調整し
いざ入庫っ！デデン↓

リフトアップ↓

こちらのステラ実は入庫の際、弊社敷地に入ってきた段階で
『このエンジン音はヤバイ』と感じました（汗）

『エンジンが焼きつく手間の気が・・・』

ではオイル量を
レベルゲージで見てみましょう↓

まずはキレイなウエスで拭き取り↑↑
測量↓↓

アーーーウチっ！
上の丸い穴が
アッパーレベル

下の穴が
ロアレベル

そのロアレベルは愚か、レベルゲージにすら油量が達していません（汗）
今回このタイミングで車検でしたが、アト2ヶ月遅かったらと思うと・・・・・・

（キャーーーっ）

まずはエンジンオイルのドレーンボルト↓

を緩め、オイルを抜いてみましょう↓

やっぱり（汗）
規定量オイルが入ってると普通は画像左に向かって勢い良く飛び出すはずのオイルが・・・。

ホントにエンジンが焼きつかなくて何よりでした
（ホッ）
焼きつくと、トンデモナイ費用がかかりますからねっ！
続いて前述したゴム類を点検して行きましょう！
先ずはファンベルト↓

ベルトは前回車検時に交換済みなのでセーフ！
テンションもバッチリ！
次に大事なドライブシャフトブーツ↓

こちらも左右4ヶ所、亀裂損傷は無くセーフです！
次にラックブーツ左右↓

セーフ↑

ラックエンドブーツ左右↓

ラックエンドブーツは左右とも亀裂が入ってますが破れてませんのでセーフ！
この亀裂をボンドで補強します。
すると次回車検まで安心です。
最後にロアアームブーツ↓

こちらは破れ、中のグリスが左右とも飛び出しています。
ここまで紹介したゴムの部品、重要部品の為、破れていると保安基準に適合せず、車検に合格しません。
ですから必ず新品↓

に交換します↓

余談ですが、ランドクルーザーやハイエースクラスになると、こちらのロアアームブーツ
走行200000万キロを超えても、破れている車を見た事はありません。
アトはゴムと言えばタイヤですね！
右リヤのタイヤ↓もともと右フロントについていたモノです。内側がかなり危ないですね。
ワイヤーが出てくるのは時間の問題です（悲）

高速道路は決して走ってはいけませんよ↓

こちらも大変です。
通勤車両なので今回の車検では、タイヤとフロントブレーキパッドは交換せず、3から4ヶ月後に交換しましょうとお客様に説明させていただきました！
さて、足廻り、下廻り、エンジンルームの点検も終わり

リフトダウン！
エアクリーナの点検↓

裏側↓

某ガソリンスタンドでは交換されてしまいます。
私は清掃でじゅうぶんだと思うので、キレイに清掃して、取付け！
灯火装置も球一つでも切れていれば不合格なので、点検。切れていたのは右の車幅灯だけなので交換↓

点灯確認↓

こちら↓も正常に作動しないと不合格
クラクションの点検
ウォッシャー作動とワイパー作動も点検
シートベルトランプの点灯確認
発煙筒の装備
排気ガスのCOとHCの濃度
サイドスリップ
ヘッドライトの光軸
ブレーキとサイドブレーキの制動力

さぁぁて全ての点検が終わり
無事にリフトから降りましたので、最後はルームクリーニングと洗車をして、お客様のお仕事帰りを待ちます！

すると19時00分頃
ピコっとLINEが入りました！
『仕事で遅くなります』とお客様。

『ぜんぜんバッチコイだよぉ、ゆっくりおいで。何なら明日の土曜日でもいいよ』と私。

『代車代しっかり払いますのでじゃぁあと1日余計にお借りします』とお客様。

『代車代なんか貰ってないから大丈夫だよ！』と私。

代車代なんていただきませんが、トヨペット時代もそうでした→お客様にそんな一言を言われると、気合い入れて整備やルームクリーニング洗車してたのが報われた気がして、やり甲斐を感じる瞬間です（涙）

多くの方に支えられて今日も生きてます。

人間歳を重ね経験を積んでいくと、あたかも自分一人で生きてるかの様に錯覚しがちですよね。
毎日惰性に流されていれば、ソノ深みにハマる事うけあいです。

政治家の先生達に聞かせてあげたいです（怒）

大切な事は、ウチの子供達にも毎日教育してますが

『当たり前にならない事』です！

もとい、無事に納車できて何よりです。
Tちゃん、いつも有難うございます！
感謝っっ！