- 車検
2020年06月27日 18:26スズキ キャリー DD51T 車検
今回はスズキ キャリーの車検です。
畑でしか使わないので距離は3万キロしか走っていませんが、年式が平成8年式と古いので何かないか心配です。
早速リフト・アップして分解、点検していきます。
古いとゴムは劣化します。
ゴム製のブーツが割れていました。
保安基準に引っ掛かるので交換です。
プラグの状態を確認しようとプラグ・コードを外してみたら・・・
プラグ・ホールのOリングから漏れてきていました。
このOリングはヘッド・カバー・パッキンとセットになっていました。
交換できるのはコストが安く済むので助かりますw
プラグも碍子が焼けてきているので交換しておきます。
ベルトも悪くなってきていたので交換です。
距離を走らない車のホイール・シリンダーは錆が酷いのをよく見かけます。
最近のアルミ製はそうでもないですが、鉄の鋳物製は車検毎にバラシてホーニングしています。
カップ・ゴムが当たる部分もまだ使える状態なので、このままオーバーホールしてしまいます。
最後に水とオイルを交換しますが、コイツはエンジンが真ん中にある為水のエア抜きにコツがいります。
水を抜いた後二ヵ所あるエア抜きプラグを外して、水が漏れてきたら取り付けます。
一か所はラジエター・キャップのすぐ横。
もう一か所がエンジン側のアッパー・ホースのハウジングに付いてある頭8mmのボルト。
水が漏れてきたらプラグを取り付けて、満タンにしたらラジエター・キャップを付けて暖気します。
ファンが回るまで暖気したら一度冷やします。
最後に再度水の量を合わせて終了です。
作業が済んだら計測、陸事で書類を貰って終了です。
因みにこの車・・・
エアコンが付いていない為、この時期は中々にしんどいですw