LA-H81W ekスポーツ　エバボレーター清掃｜車検・点検・修理のグーネットピット

　LA-H81Wの三菱EKスポーツがエアコンの効きが良くないとの事で入庫しました。

　お車の現状を確認したところ、ブロワーモーターは全開で回っているのに、吹き出し口からの風が弱い（そよ風）状態。

　こんなに風が弱いとエアコンの良し悪しの確認も出来ないので、先ずは風の弱い原因を対処する事に。

　ファンが元気良く回っているので、エバポレーターの詰まりの可能性が高いので、エバポレーターを見てみる事に。

　と言う事で、エアコンユニットを外しますが、EKはダッシュを外さないとユニットが外れないので、結構大変な作業へ突入。

　半脱着状態、ここまで外すとエアコンユニットが何とか外れます。

　エアコンユニットを分解すると中からエバポレーターが出てくるのですが、エパポレーターはこんな状態でした。

　この部品が冷たくなり、アミアミの隙間を風が通って冷風を作る仕組みですが、こんなに詰まってたら風が通るわけないですね～

　よく見ると家庭のエアコンの室内ユニットと同じですよね～

　一生懸命エバポレーターを掃除します。

　油汚れを洗い流し、ホコリを取り除きます。

　綺麗になりました～

　これで風がスースー通る様になります。

　エバポレーターを元どおりに戻します。

　今度また詰まったからといってエバポレーターを取外して掃除をするのは大変なので、工賃も安くありません。

　エバポレーターが詰まりにくくなる様に対策を施します。

　この車はもともとエアコンフィルターが付いていませんが、エアコンフィルターを取り付けれる様に室内ユニットを切って縦長の穴を開けます。

　切り取った穴にエアコンフィルターを入れて、後付けのフタを付けたら完成～

　これで、定期的にエアコンフィルターの交換をすれば吹き出し口からの風が弱くなる事も無く、清潔でクリーンな風が出る様になりました。

これで、エアコンの効きのテストをしたら、しっかりエアコンが効く様になりました。