VW TYPE1　ブレーキホース交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

グーピットのお問い合わせから修理の依頼を頂きました。
お車はフォルクスワーゲンのビートルTYPE１。初期型のビートルです。

ブレーキマスターからフルード漏れがあり交換・整備のご要望。

一度入庫頂き現状確認しました。
拝見したところ明らかにマスター付近が湿っている状態。
このままだと下廻りがフルードに侵食されて腐食の原因にもなるのでブレーキクリーナーで脱脂を行いウエスで拭き上げようとしたら…フルードが滝のように漏れ始めました。

なんか違和感を感じて詳しく見てみますと、ホースがしっかりと刺さっていない事が判明。

ホースの刺さりが甘い感じがします。しかもホース自体も短くてこれ以上刺さらない。
これ以上の漏れを防ぐのにバンドで固定しましたが、これで一旦お帰りになるのは危ないので代車を貸し出してお預かりしました。

マスターシリンダーの不具合よりはこのホースが悪さしていると思いホースを外してみますと結構酷い状態。

ホース端が完全に割れてしまっていました。
多分、ウエスで拭き上げた時は刺さりが甘いこともありここからフルードが流れ出したのでしょう。

幸いにも切り売りタイプのホースが在庫あったので若干長めにカットして念のためクランプを装着して完了。

エア抜きを行い２度ほど試走をしてフルード漏れが無いことを確認して納車しました。

実は海外の旧車を触るのは初めてでして、YouTube等で事前検索をしておりました。
ネット情報って有難いですね。
それはさておき、臆することなく古い車も手を着けられるようにしていきたいと思います。

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