スズキ　ジムニー　ハブベアリング等交換②　｜車検・点検・修理のグーネットピット

前回の『ハブベアリング等交換①』からの続きです。
今回は部品の組み付けから仕上げまで。

さて、外したシャフトからベアリングとかいろいろ外していかなきゃ･･･な訳ですがこれがちょっと面倒。
センサーリングやリテーナーと呼ばれる筒状の部品をサンダーで削って最終的にはタガネで割ります。

サンダーで削っていく事約30分。ようやくシャフトの部品をバラバラにできました。
ここからはプレス機を使っての圧入です。

圧入している最中の写真を用意すれば良かったのですが、作業に夢中になって忘れました。
そんでもって圧入後の各部品。綺麗に収まりました。
次はデフケース側のオイルシールの交換ですね。

ここで前回の記事で無かった部品のタネ明かし。
最初の写真の右側の部品、『オイルシールプロテクタ』って部品が最初からなかったのです。
オイルシールを挿入する前に取り付けておく必要があるのですが･･･
これもオイル漏れを起こした一因でしょうか？
今回はきちんと取付させて頂きます。

ここまでいったら後は組み付け。
ベアリングが少し収まるくらい軽くシャフトをハンマーで叩いてバックブレート後ろのナットを締め付けながら固定。
ABSセンサーリングも適正な位置まできています。

センサーを組み付け、ギヤオイルを注入、ブレーキフルードのエア抜きを行ってから数回の試走。
オイル漏れが再発していない事を確認して完了となりました。

ジムニーのベアリング交換は初挑戦でしたが、とにかくサンダーでの削り作業が大変でした。
次回あったらもう少し要領良く作業ができるかな～と思っております。

この度はご入庫まことにありがとうございました。
末永くジムニーを使ってあげて下さい！

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