日産　モコ　車検　｜車検・点検・修理のグーネットピット

お盆休みが終わって本日から８月の後半戦･･･

８月後半は車検やら修理やらの予約がやたらと入っていて一人で回せるのかが心配です･･･
今回はそんな忙殺週間突入の第一弾、N様の日産モコの車検です。

今回はリフトが使えません。先客ジムニーが上がっています。
まぁ、あっちもそれなりに重症なんでその記事はまた後日という事で。

走行距離は前回車検より10,000㎞未満で交換部品や点検は大きな不具合もなく進んだのですが･･･
お客様のご要望として『ATF交換』がありました。

普通ならオイルを循環させて交換する『チェンジャー』なる機械があるのですが、当店はそんな高価な設備はありません･･･
そしたらどうするのかというと、『ドレンボルトから抜いた分をレベルゲージ挿入口から注入する』いわゆる希釈型。

普通ならオイルパンにドレンボルトが付いているのですが、この車はミッションに直に付いてる。

真ん中のちょっと緩んでいるボルトがドレン。

これを外して古いオイルを排出するのですが、ネットで施工記事を読んでみると約1リットル程度しか抜けないらしい･･･
んでもって凡そ交換するのには約8リットル位必要なんですね。
つまり、8回『ジャッキアップ→オイル抜き→ジャッキ降ろす→オイル注入→オイルを循環させる為走行』これを繰り替えします。

ちなみに、オイルパンにドレンが付いている場合は約2リットル位抜けます。
半分で終わるじゃんよ･･･

こんな感じでダーっと抜きます。
総走行距離が約46,000㎞のこの車。交換するには丁度よいタイミングだったのではないでしょうか？
オイルも結構茶色に濁っていますよね。

これを8回繰り返すと排出されるATFも新油同様の鮮やかな赤色に変わっていくという仕組みです。
なんとか1日で完了させましたよー。

N様、今回のご用命まことにありがとうございました！

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