オイル漏れ　日野市　八王子市　多摩市　東京｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンとミッション（マニュアル）との間辺りから滴になって垂れているとの事。

オイルパンやエンジン最後部に使われているリヤクランクシールというパッキン不良によるオイル漏れが多いので、その辺りではないかという事でお預かり致しました。
エンジンオイルも垂れているのですが、何か違和感が・・。

スターターモーターを外すと、ミッション内はオイル漏れでぐちょぐちょです！エンジンオイルにしては粘度が高くない？という感じ・・。ただ、クラッチのダストも多いので、臭いや粘り気もはっきり分かりません。でも、ミッションオイルの予感が・・。
ミッションを降ろしてみると、メーンシャフト部分を中心に、ミッションからオイルが漏れている状態でした。

エンジンの方はタペットカバーから垂れて下まで伝っている状態です。
一先ずミッションはオーバーホールが必要な状態。
更に、４ＷＤのお車なのですが、前輪側のデファレンシャルギヤもオイルが漏れている状態・・。
ご相談した処、全て修理するとの事。

クラッチオーバーホールとリヤクランクシール交換で済み予定が、大きく崩れてしまいました・・。

エンジンオイルの方は、エンジン最上部から蓋をしている部分、タペットカバー部のパッキン劣化の為、下まで伝っている状態でした。タペットカバーパッキン、デスビＯリングを交換します。

またエンジンオイルを溜めておくオイルパン部、滲みがある点、またミッションを降ろす際にすでに外している、ドライブシャフトを外さないとオイルパンが外せない事から、オイルパンパッキンも打ち替えしました。

またエンジン最後部のパッキン、リヤクランクシール、漏れていませんが、ミッションを降ろさないと交換が出来ない為、併せて交換させて頂きました。

交換後は、ミッションを組み付け、エンジンミッションは完了。
後はフロントデフのオイル漏れ修理です・・。

フロントのデファレンシャルギヤは、後方からプロペラシャフトを介して、フロントデファレンシャルギヤに動力が伝えられ、前輪左右に動力が分配される、という流れ。
オイル漏れは、後方から動力が入力される部分と、左右に同力出力される部分、更に前側のカバー部分からオイルが漏れていました。

ギヤを車両から降ろし、各パッキン、ガスケットを交換します・・。
交換後、車両に組み付け、走行テストを実施！

漏れが無い事を確認して、お返しさせて頂きました。

今回の修理、総額が約26万円！

でも長く乗りたいという事で、全て修理させて頂きました。

スターターモーターを外した状態です。ギザギザはフライホイール。ここにスターターモーターのギヤが噛み、エンジンを始動させます。 中がオイルだらけ・・。ミッションオイルっぽい感じでした。

ミッションを外した状態、内側です。

矢印が先程の見た状態の視線。全部分解して修理が必要です。

赤線の様に、エンジンオイルが垂れていました。

タペット廻り、パッキン交換後です。

オイルパン部分。赤線の流れにより、オイルが垂れていました。

オイルパンパッキン交換後です。

リヤクランクシール交換前です。

リヤクランクシール交換後です。

オーバーホールしたミッション、合体した所です。

ドライブシャフトも挿入し、ミッション、エンジンは大体終わった所です。

印部分からオイルが漏れておりました。緑色の部分が右前輪のドライイブシャフトです。

ギヤを降ろした状態。正面が前側のカバー。カバーを外し、ガスケットを交換します。

ドライブシャフトを外した状態。黒い部品がパッキン、デフミッドシールです。こちらを交換します。

各パッキン交換後の状態です。