スズキ　スペーシア　CVTミッション不良｜車検・点検・修理のグーネットピット

「CVTから異音がするし、加速が鈍い」とのことでご入庫いただきました。

試走したところ、CVTミッションからの異音が確認されたほか、加速の鈍さや変速ショックがありました。

先ずはCVTフルード（オイル）の量を確認したところ、CVTフルードが苺ミルクのような色に変色していましたので、交換作業です。

CVTフルード交換の前に少しだけCVTフルードを抜いてみました。

写真の白っぽい液体がCVTフルードとなります。

当社ではCVTフルードの交換作業は「トルコン太郎」を使用しての圧送交換となります。

圧送交換ではオイルの量は多く使用しますが、圧送であるために古いオイルをしっかりと抜くことが可能で、オイル交換をしたことによるミッション不良を極力抑えることができます。

一番最初のCVTフルードの色になります。

25リットルの入れ替え作業で、ようやく本来のオイルの色に近づいてきました。

ようやくCVTフルードの入れ替えが終了です。

フィルターには泡状の物体が多く付着していました。

CVTフルードの交換が終わり試走したところ、加速感が別物であり、異音も消えておりました。

これで安心です！

ATミッション車で過走行のお車や中古車で購入し、ATフルードの交換履歴が分からないお車は是非一度フルード交換を試してみてはいかがですか。

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